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歳時部一|歳時総載上|日
[p.0047] 東雅 一天文 昼ひる〈◯中略〉 今朝おけさといひ、今日おけふ(○○)といふは、今夜おこよひといひ、今年おことしといふに同じ、けといひ、こといふは転語にて、共にこのといふ詞なり、けさといふはこのあさなり、けふといふはこのひなり、けふといひ、きのふといふ、ふといふ詞は、日といふ語の転ぜしなり ...
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歳時部一|歳時総載上|時
[p.0067] [p.0068] 東雅 一天文 今いま〈◯中略〉 今いま、古語にはうまともいひけり、〈日本紀〉いといひ、うといふは転語なり、たとへば、魚おいおとも、うおともいふが如し、いまといひ、うまといふ義の如きは并に不詳、〈いは発語の詞なるべし、古語には、目おまといひぬれば、いまとは目前の時おさして雲ひ ...
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歳時部二|歳時総載下|四時
[p.0099] [p.0100] [p.0101] 東雅 一天文 春はる 夏なつ 秋あき 冬ふゆ 並に義不詳、四時の名は、古の時に見えし事は、旧事紀、古事記、日本紀等に、陰陽の二神大倭豊秋津洲お生給ふ、亦名は天御虚空豊秋津根別といふと見えし、これ秋といふ名の始て見えし所歟、されどこれは後世に名づけられし所也ともいへり、 ...
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植物部十二|草一|米品
[p.0820] 東雅 十三/穀蔬 穀もみ 倭名抄に、〈◯中略〉糏は米麦破也、漢語抄にこめさき、一にあらもとと註せしは、〈◯中略〉こめさきとは、こめはよねの転語にて則米也、さきは裂也、其砕け裂けしお雲ふ也、即今俗に粉米(ここめ)といふ者是也、あらもとの義は未詳、 ...
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植物部十三|草二|黍/名称
[p.0876] 東雅 十三/穀蔬 黍きび 旧事紀に、粟黍は保食神の胸より生しと見え、古事記には大宜津比売神の二耳より生しと見えたり、あはといひ、きびと雲義は不詳、〈◯中略〉きびとは、きは黄也、びは実也、みといひ、ひといふは転語なり、其実の黄なるおいふ、稷と黍との総名也、 ...
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植物部十七|草六|藍
[p.0016] 東雅 十五/草卉 藍あい〈◯中略〉 あいはあおの転語也、あおとは青也、その根の青色お染むべきおいふなり、つはきあいとは、其葉の光れるおいふなり、〈◯註略〉たであいとは、其葉の蓼に似たるにて、万葉集に、辛藍(からあい)また韓藍としるせしものこれなるべし、 ...
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植物部二十|草九|大豆/名称
[p.0230] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ 旧事紀に、保食神の臍尻に豆お生ぜしと見え、古事記には、大宜津比売神の鼻に小豆お生じて、尻に大豆お生ぜしと見えたり、まめとは万葉集抄に、まとは円也といふ詞也と見えたり、めとは実也、みといひめといふは転語也、其実の円なるお言ひしなり、 ...
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植物部二十|草九|大角豆
[p.0261] 東雅 十三/穀蔬 豆まめ〈◯中略〉 倭名抄に本草お引て、〈◯中略〉大角豆一名は白角豆、さヽげといふと註せしは、さヽは細小(さヽ)也、けといひ、きといふは転語にして、並に角おいふ、角とは即莢おいふ也、日本紀には、豆角読てささげと雲ひけり、〈今俗にはささぎといふ〉 ...
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植物部二十八|藻|名称
[p.0877] [p.0878] 倭訓栞 前編三十二/米 め(○)〈◯中略〉 海布おいふは、もの転語なるべし、又草木の芽の柔なるより出たるにや、万葉集に軍布およめり、軍布は昆布と意同じ、混混通じ書るが如きにや、和布、荒布、搗布など倭名抄に見え、建武年中行事にめの御汁ものといひ、又後拾遺集にめおつヽみてつかはした ...
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天部一|天|名称
[p.0002] 倭訓栞 前編二安 あめ 天おいふ、神代紀に天上とも見ゆ、神名の首にある天字は多くあめとよめり、古事記にあめといふには註せず、あまと唱ふべきは註あり、さればあめは本語、あまは転語なるべし、又訓天如天とあるは、天のとのおいふまじきため也といへり、神代口訣に開く声といへり、自然の語なれば ...
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天部四|風|風以方位為名
[p.0253] 倭訓栞 中編一阿 あなぢ 西北風おいふ、西土にいふ不周風也、ちは風の訓、こちまぢのちに同じといふめり、一説に、此風吹ば雨なし、水気までお吹払ふおもて、あなしともいふといへるはいかヾ、畿内及中国の船人の詞に、西北の風お、あおぜといふは、あなじの転語也、 ...
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天部四|雷〈電併入〉|電
[p.0308] 東雅 一天文 電いなびかり いなとはいかの転語にて、これも畏るべきの事なり、ひかりは光なり、又いなづるひともいふ、つるひとは 出火 づる ひ なり、又いなづまともいふは、もとこれ農家炎旱の日に、雷雨お得て、稲の胎まむ事お、おもひ望むより出し語なりといふ、稲妻としるせり、 ...
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動物部四|獣四|蝙蝠
[p.0261] 東雅 十七/禽鳥 蝙蝠かはほり〈○中略〉 義不詳〈かはほりとは猶蛇医おいもりと雲ひ、守宮おやもりといふが如く、かはもりといふなり、即俗にかふもりといふ是也、ほりといひ、もりといふは転語なり、此物多くは河岸の石間、橋の下などに住むものなり、さればかく雲 ひしなり、或人の説に、蚊お 欲りぬ ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|名称
[p.0448] [p.0449] 東雅 十二飲食 粥かゆ 倭名抄に、唐韻に饘は厚粥也といふはかたかゆ、四声字苑に粥は薄糜也といふはしるかゆ也と注せり、かゆとは濃湯(かゆ)也、白飲おこみづといふが如し、こと雲ひかといふは転語也、濃湯といひしは、猶今俗に重湯といふが如くなる也、かたかゆとは煮米作糜もの、厚くして堅 ...
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人部十一|言語|叫
[p.0865] 物類称呼 五/言語 おめきさけぶ(○○○○○○)と雲詞のかはりに、九州及四国にておらぶ(○○○)と雲、神代巻に哭声(おらぶこえ)と有、いたくこえおはかりに泣お、おらぶと雲と聞えたり、平家物語におめかせ給へと有は、うめくといふにひとしき事にや、東国にておめきさめくといふは、おめきさけぶの転語か、雨々 ...
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器用部五|飲食具五|炮碌
[p.0321] 物類称呼 四/器用 鏊いりなべ(○○○○) 京にていりごら(○○○○)、太和及東国にてほうろく、下総にていりがら(○○○○)、常陸にてちやほうじ(○○○○○)といふ、 今按に、いりなべ俗にいりがはらと雲、いりごら、いりがら、又こうら(○○○)などいふは、共にいりがは らの転語なるべし、又ほうろくは、ほいろの器といふ ...
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器用部八|容飾具三|釵子/名称
[p.0448] 安斎随筆 二十九 釵子 是は宮女の髻の飾なり、字音さいしなり、今世の詞におしやしと雲ふは即ち御釵子なり、さいしの転語なり、玉篇に釵は婦人岐笄也とあり、〈○中略〉貞丈雲く、女房式正の時は、垂髪して頂の上に髪お瘤の如く束ねて、是おかぶと名づく、其のかぶに釵子おさすなり、別に図あり、如斯す ...
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植物部二|木一|柏
[p.0112] [p.0113] 倭訓栞 前編六加 かへ 日本紀に柏およめり、香重の義なるべし、倭名抄同じ、今かへと名くる物なし、松柏とならべ称するによれば、今世、側柏、扁柏、円柏、混柏、仙柏の類のすべていふ成べし、倭名抄に榧子おもよめり、歌にもかへとよめり、今かやといふは転語也、蚊やうの義にはあらじ、柏実 ...
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植物部十七|草六|大根/名称
[p.0043] 物類称呼 三/生植 萊菔だいこん はだの大根、相州波多野名産也、江戸にてはだなと雲是也、〈これ転語也〉京にてながね大根と雲、大坂天満にてほそね大根といふ、又宮の前の大根と雲、〈河州守口にて、是おもつて粕漬とす、〉西国にて小大根と雲、〈はだの大根は、小大根よりはすこし大也、〉又畿内にて ...
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植物部二十|草九|蚕豆
[p.0270] 物類称呼 三/生植 蚕豆そらまめ 東国にてそらまめといふ、西国にてたうまめ、出雲にてなつまめ、尾張にてのらまめ、〈同名有、別種なり、是は空豆の転語にや、〉伊豆駿河にて、五月まめ、相模にてふゆまめ、下総にてゆきわりまめ、伊勢及遠江にてがんまめ、中国にててんぢくまめと雲、〈空豆とは、其実 ...
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動物部十一|鳥四|鵲
[p.0852] [p.0853] 東雅 十七/禽鳥 鵲かさなぎ 推古天皇の御時に、難波吉士磐金、新羅より至りて、鵲二隻お献ず、難波の杜に養はしむ、因以巣枝而産子といふ事見えたり、〈日本紀に〉これ我国の鵲の来りし事の始なり、かささぎとは、新羅の方言と、此国の方言とお併せ呼びしと見えたり、即今も朝鮮の方言に、鵲 ...
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動物部十二|鳥五|鷹/名称
[p.0934] 東雅 十七/禽鳥 鷹たか〈○中略〉 或説にたかは高也、其高飛おいふといへり、もしさらば義は自ら明かなれど、鳥の高く飛ぶ、此物にしも限るべからず、その勢は猛なるおもて、たかといふ、たかとはたけの転語なりしに似たり、すべて鷹の類お呼びし名、韓地の方言に出でしと聞ゆるもあれば、強てその説つ ...
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動物部十四|虫中|蛍
[p.1079] [p.1080] 東雅 二十/虫豸 蛍ほたる 葦原中国に道速振荒振神等(ちはやぶるあらぶるかみら)多有て、夜者(よるは)若耀蜜火而喧響(くにめほやほたるびのさやげりなく)といふ事、旧事紀にみえたれば、此物の名上世にすでに聞えたる也、ほたるとは、たとへば爾雅に蛍火即昭とみえしが如く、ほは火也、たる ...
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動物部十六|魚上|魚総載/名称
[p.1238] 東雅 十九/鱗介 水母くらげ〈○中略〉 太古の俗、魚おば鰭広物鰭狭物などいひしと見えたり、又呼てなともおともいひけり、魚の字、読でなといひ、おといふ即是也、いおとも、うおともいふが如きは、いといふは発語之詞也、い亦通じてうといふは転語也と、万葉集抄に見えけり、なといひし事、漢に魚菜な ...
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動物部十八|魚下|鱧魚
[p.1504] 東雅 十九/鱗介 鱧はむ〈○中略〉 今俗にやつめうなぎといふ是也、漢人之説に、鱧魚頗似蝮蛇といふ事あり、〈李東璧が説也〉古の俗、蝮蛇およびてはみといふ、はみといひ、はむといふは転語也、はむとは其形の蛇に似たるお雲ひしと見えたり、又鱧魚、首左右各有七竅、如七星ともいふ也、〈載同が説○中略 ...
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人部十三|動作|起
[p.0955] [p.0956] 甲子夜話 十四 林曰、承応の頃の官の日記に、大君御目覚の刻限お記したるに、雲雲卯時御昼成とあり、此頃までは、通用の俗語に、古言の残りたること多しと見ゆ、中右記歟、目覚ることお、昼成と記せしと覚へたり、今婦女の辞におひんなると雲は、此転語なり、〈○中略〉 静曰、邯鄲の能に、盧 ...
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器用部十一|澡浴具二|内衣/名称
[p.0622] 傍廂 前篇 単物 帷子 当世は絹木綿など裏なきお単物といひ、生絹麻などの類お帷子といひて、着る時節も差別あり、さるべきことにあらず、すべて裏なき衣は皆単物なり、ひとへなるが故に片といひ、風にひらめく故にひらといへるにて、同じも、のなり、浴衣おゆかたといへるも、湯帷子の義なり、頂上の領 ...
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天部二|雲|名称
[p.0148] 東雅 一天文 雲くも 古語にくといひし、黒しといふ詞なるあり、くろといひ、くりといふは黒色也、暮おくるといひ、くれといひ、暗おくらといふが如き皆是也、〈万葉集抄に、日の暮るヽおくるとも、くれともいふは、黒くなる詞なりといふ、此義也、〉 雲蔽ひぬれば、天暗きによりてくもといふなり、くろ ...
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地部四十五|野〈原附〉|名称
[p.0921] [p.0922] 東雅 二地輿 野の 義詳ならず、古語にのといひしには、伸るの義なるあり、古語拾遺に、楽の字お釈して、手お伸すの義也と雲ひけり、のしといひ、のすともいひ、のぶとも、のびともいふが如き、そのしすふひなどの言葉、皆これ語助なり、古時野の字読てなといひし如きは、のといひ、なといふは ...
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地部四十五|附原|名称
[p.0948] 東雅 二地輿 原はら はらとは開也、古語にはらしといひしは、開く事おいひしかば、日本紀に開の字読てはらしとは雲ひし也、遼遠おはるかといふも、開け遠きの義也、今も筑紫の方言に、原おばはるといふなり、古に又読てあらともいひけり、あらとははらの転語にして、即是開也、又古語に天之原、海原、 ...
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地部四十九|島〈洲併入〉|洲
[p.1352] 東雅 二地輿 洲しま 古語にしまといひしは、すみの転語なり、水中可居之所なればすみといふ、その語転じてしまといふなり、八洲知之といふ事お、八隅知之ともいふこれ也と、万葉集抄に釈せし誠に然なり、旧事紀には、洲字読てしまと雲ひしお、古事記には、島の字に改めしるせし事は、太古の時には、沙 ...
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飲食部一|飲食総載|昼食
[p.0018] 物類称呼 四衣食 昼食 畿内にておこゞ(○○○)といふ、南都にてけんずい(○○○○)といふ、今按に、東国の農家にて、午未の刻の間に食事為お、こぢうはん(○○○○○)と雲、或村老の雲、昼食おこぢうはんとなづくるは、午時(こじ)半と雲意なりとぞ、予おもふに、農民は形お労する事はなはだしければ、日の長きころ ...
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人部七|身体四|つと/たぼ
[p.0519] [p.0520] 歴世女装考 四 たぼの名義 此説〈○玉勝間〉にて、たぼはたわの転語にて、髪にくせのつきて、彭〓(ふくれ)たる古言なるおしるべし、異本枕さうし似気無物の条に、したかみたわつきたる人の、あふひつけたるとあり、按にたわは撓の義なり、契冲法師の河社に、今も山里のものヽ、山のひくヽてた ...
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器用部十二|家什具|籠
[p.0688] 東雅 八/器用 籠こ 旧事紀に、塩土老翁竹お取りて、太目籠麁籠お作る、または堅間お作るとも雲ふ、堅間とは今之竹籠也といふこと見えたり、上古の時には、竹籠おかたまと雲ひしなり、古事記には、無間堅間としるし、日本紀には、無目堅間としるされしによらば、麁籠といひ、堅間といふもの、其目あると ...
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天部二|霧〈もや併入〉|名称
[p.0165] 東雅 一天文 霧きり きりといふも亦暗の義なり、旧説にきりとは、くろの転語也と雲へり、〈きはくと同韻にして、りはらろ等の同韻なるおいふなり、〉 日向国風土記に、昔天孫の尊、此国高千穂二上之峯に天降給ひし時に、天暗冥にして昼夜お別たず、その土蜘蛛二人が教のまヽに、稲千穂おぬきて、籾とな ...
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天部四|風|名称
[p.0250] 東雅 一天文 風かぜ 義不詳、古語にさといひ、又かざといひし、皆是其語の転ぜしにて異なる義ありとも聞えず、旧事紀に、陽神朝霧お吹撥ふの気、化して風神となれりなどいふ事は、見えけれど、かぜといふ義の如きは聞えず、〈古語にかぜおさとのみ雲ひしによれば、かといひしは、上の詞助なりしに似た ...
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地部四十九|海〈海路〉併入|潮
[p.1254] [p.1255] 東雅 二地輿 海うみ〈◯中略〉 潮おば、古語にはしほといひしお、倭名抄には、潮字読てうしほと雲ひけり、しほと雲ひし義不詳、うしほといふは海潮なり、古事記には、海塩としるしたりき、食塩おもしほといへば、其名お分ち雲ひしなるべし、朝お潮といひ、夕お夕といふと見えたれば、あさしほ ...
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動物部九|鳥二|鴗/永乞鳥
[p.0659] 東雅 十七/禽鳥 鴗そび 旧事古事等に、翠鳥読てそびと雲ひしお、日本紀には鴗の字お用ひて読む事は同じ、〈○中略〉そびの義不詳、今俗にしようびといふは、そびといふ語の転ぜしなり、又かはせみともいふは、みやまそびといふ物あるに対していふなり、かはとは川也、みやまとは深山也、せみとはそびの ...
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動物部十三|虫上|虫総載/名称
[p.0998] 東雅 二十/虫豸 虫むし 古事記に、太古の事おしるせし語に、うじたかるといふ事見えたり、万葉集抄に、むしとはむらがり繁しといふ詞なり、むとうとは同韻相通なれば、むしおうじといふは本韻なれば、本韻につきて、うじわくなどいへりと釈せり、後代に及びて、むしおば虫の字お用ひ、うじおば蛆〈の〉 ...
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人部十一|言語|応答
[p.0844] 物類称呼 五/言語 他の呼に答る語、関東にてあいと雲、畿内にてはい(○○)と雲、近江にてねい(○○)と雲、長門辺にてあつゝ(○○○)と雲、薩摩にておゝ(○○)と雲、肥前にてない(○○)といふ、土佐にてえいといふ〈又えつ(○○)ともいふ、奴僕のたぐひはおゝ(○○)とも、やつ(○○)ともこたふ、〉越後にてやい(○○)と雲、 ...
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天部二|霞〈やけ併入〉|名称
[p.0160] [p.0161] 東雅 一天文 霞かすみ 義未詳、倭名抄には唐韻お引て、日辺赤雲也と註しぬ、説文に、雲日気相薄とも見えて、則晨霞暮霞など雲ひしものにて、此にしても朝かすみ夕かすみなどもいひ、又茜さす日とも、豊旗雲に入日刺なども雲ひしもの是也、今俗にあさやけ、ゆふやけなどもいふなり、かすみとい ...
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動物部十五|虫下|蜻蛉/名称
[p.1154] 東雅 二十/虫豸 蜻蛉かげろう〈○中略〉 古にはあきつ(○○○)といひ、後にはかげろう(○○○○)といふ、即今俗にとんぼう(○○○○)といひて、東国の方言には、今もえんば(○○○)といひ、また赤卒おばいなげんざ(○○○○○)ともいふ也、並義不詳、〈万葉集抄に、秋津とは蜻蛉なり、あきつといふは、東詞にはえばといふ也 ...
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飲食部十三|味噌〈豉 納豆併入|名称
[p.0852] [p.0853] 東雅 十二飲食 醤ひしほ 倭名抄に四声字苑お引て、醤は豆醢也、ひしほといふ、別に唐醤ありと注したり、ひしほといふ義は不詳、楊氏漢語抄弁色立成には、高麗醤おみそといひ、漢人の書にも、雞林にしては、醤お蜜祖といひ、我国にしても醤お弥沙(みそ)といふとしるしたれば、みそといふものゝ ...
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人部二|親戚上|外祖父母
[p.0132] 台記 久安三年九月六日丁卯、入夜向外祖母尼公家、問疾之病、余〈○藤原頼長〉大哭、祖母亦哭、涙不落、〈俗人以之為死相、未知所出、〉 ...
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人部二|親戚上|祖
[p.0139] 歴朝詔詞解 二 祖母(みおや)は、御母のよし也、掛畏〈支〉よりこれまで一つヾきにて、元正天皇お申給ふ也、祖母の文字に就ては、元明天皇の如くなれども然にはあらず、祖母と書て、美於夜(みおや)と訓こと、第五詔〈○神亀元年二月甲午詔〉の下にいへるが如し、元正天皇は、実の大御母命にはましまさヾ ...
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人部一|人総載|他称
[p.0015] 物類称呼 五/言語 他(ひと)おさしていふ詞に、畿内にて吾身(あがみ/○○)といふ、東国にておのし(○○○)、又おぬし、又そなたなど雲、参河にておのさ(○○○)と雲、〈是おのさまの略語なり〉豊前豊後辺にてわごりよといふ、畿内及出雲若狭辺にてわごれ(○○○)と雲、太平記に、和殿(わどの)と有、これらの転語歟 ...
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器用部二十八|車下〈橇 修羅併入〉|下簾
[p.0868] 羽倉考 二 下簾不可為略語之事 下簾は衣にてものせる物なれども、簾と雲は、隻簾の如く前に垂るが故なるべし、直に其物に非ざれども、或は体、或は用の似たるお以て、名くること少からず、〈○中略〉諸抄に下簾の別名見えざれば、略語にては非ざるべし、 ...
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地部六|伊勢国|名称
[p.0420] 三国地志 六伊勢 州名 按伊勢の名義、前にもある如く、皇孫降臨の時、已に伊勢狭長田五十鈴河上の語あり、神武東征のとき、神風伊勢の海の御謡あれば、伊勢の国号其始るところひさし、然るに風土記に伊勢彦よりはじまる名とするは誤なるべし、伊勢津彦、伊予津彦など、皆其国お領するより、人の名とす ...
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地部十二|附江戸|風俗
[p.0994] [p.0995] 皇都午睡 三編上 江戸は日本国の人の寄場にて、言葉も関八州の田舎在郷の訛りおよせて、自然となりし物ゆえ、江戸詞と雲ては甚少なし、其内古風お守り町嚀の詞も有り、大体京摂の詞お詰て短かく雲ならはせし也、〈〇中略〉 江戸にて浜側お川岸と雲ふ、川岸の略語勿論なり、大坂にて川岸(かん ...
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飲食部五|飯〈生飯 屯食 併入〉|名称
[p.0350] 書言字考節用集 六服食 御台(おだい/○○)〈僧家奴隷所言、蓋台飯略語也、〉 ...
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器用部十一|澡浴具二|以用法為名
[p.0640] 和漢通用集 た/衣服 浴巾(たなこひ) ○案ずるに、ゆては、湯手巾の略語ならん、 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0081] 類聚名物考 時令二 あさぼらけ 朝朗 あさぼらけとは、〈◯中略〉朝朗といふ字の如し、朝ぼの明の略語かともいへり、 ...
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姓名部十|名下|女子名
[p.0792] 類聚名物考 姓氏八 き 何き 童女の名に何きといふは、君の略語なりといへり、落窪物語にあてき、源氏物語の犬きなどの類也、 ...
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称量部一|度|曲尺曲金
[p.0015] 塵添壒囊抄 三 馬尺事うるはしくは曲尺おば、まがりがねと雲べきお、略語にかねと雲也、 ...
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地部四十三|山上|坂
[p.0705] 類聚名物考 地理十七 九折坂 つヾらおり 盤坂 九折坂お今つヾらおりといふ、馬の騎方など習はせることなり、つら〳〵おりの略語なるべし、 ...
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器用部四|飲食具四|樽種類
[p.0191] 物類称呼 四/器用 缶とくり 江戸にて雲ぬりだる(○○○○)お、遠江にてやな(○○)と雲、又此国にて酒お嗜む人の女子お生む時は、其名おやなとつくる人多し、〈柳樽の略語なるべし〉 ...
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天部四|虹〈気 陽炎併入〉|名称
[p.0312] 物類称呼 一天地 虹にじ 東国の小児のじと雲、尾張の土人鍋づるといふ、西国にていうじと雲、万葉ぬじ、又のずとも詠り、〈西国にていうじと雲は、夕虹の略語か、〉 ...
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地部十|相模国|名称
[p.0742] 類聚名物考 地理 相模 さがみ 思ふに、相模国は足柄の二郡みな山にして、その外も多くは山のみにして、海にそへる所わづかに平地なれば、嶮上の意にていふ成べし、土佐の国も、とき坂の略語と見ゆれば、此も同じ意成べし、 ...
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人部三十二|盗賊|引剥
[p.0812] 安斎随筆 後編六 一ひはぎ(○○○) 引はぎの略語也、今世おひはぎ(○○○○)と雲ふ盗人也、人の衣服お引はぐお雲也、宇治拾遺巻二駿河前司橘季通が事お書きたる条に、大路に女声にてひはぎありて人ころすやとおめく、 ...
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歳時部一|歳時総載上|月
[p.0023] 倭訓栞 前編二十六不 ふみづき 七月おいふ、穂見月の義なるべし、小苗月、水月、穂見月と次第し、稲穂の出そむるおいふ也、物にふづきともいふは略語也、蔵玉集にふみひろげ月と見えたり、 ...
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動物部十|鳥三|蒿雀
[p.0735] 物類称呼 二/動物 蒿雀あおしとゝ(○○○○○) 遠江にて青ちゝん(○○○○)と雲、東国及四国にてあおじ(○○○)と雲、美作にて青じやう(○○○○)と雲、〈鵐(しとヽ)に似て青色なるものなり〉 青しとゝお略語してあおじと雲、鵐は山林に在て原野にいでず、青しとゝは薮林にすむもの なり、 ...
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器用部九|容飾具四|鬘捻
[p.0465] 守貞漫稿 十/女扮 加文字 守貞雲、〈○中略〉昔のおちやなひば、落髪は無乎の略語也、今世無此業、而も紙屑に雑る等お集め、或梳夫よりも買集むなるべし、蓋梳夫のは、男髪にて短き故に、髢鬘等には不用歟、又鄙にはかもじ、かづら、ともに用之こと希故に、落髪お都会に集て、多くの中より、長きお択用 ...
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器用部九|容飾具四|鬠種類
[p.0487] [p.0488] 近世事物考 きんか元結(○○○○○)元結の始りは、延宝頃の書に見えて人のしる事なり、其中にわきて細きおきんか元結といへり、是ははげあたまの老人の、つくもなる髪お束ぬる元結なり、きんかは金皮の略語にて、老人頭上はげ光りかゞやけるお、金色の如しとたとへしなり、 ...
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植物部七|木六|合歓木
[p.0390] 大和本草 十一園木 合歓(ねふりのき/かうくわん) 和名ねぶの木、藻塩草にかふかの木とも雲、かふくはんの略語なるべし、夜は其葉合ゆへ子ぶりのきと雲、故に中華には夜合葉と称す、〓康が養生論に、合歓蠲忿といへり、博物志合歓樹之階庭使之不〓怒、 ...
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動物部三|獣三|猫/名称
[p.0195] 円珠庵雑記 猫ねこま鼠子待(ねこまち)の略か、鼠の類につらねこといふあれば、ねことのみいふは略語の中にことわり背くべし、猫の性は、鼠にても鳥にてもよくうかゞひて、かならず取り得んと思はねば、とらぬものなり、よりて待ちとつけたるか、 真淵(頭註)雲、たゞ睡獣の略なるべし、けものゝ反となり ...
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動物部十六|魚上|鯰
[p.1352] 物類称呼 二/動物 鮧魚なまづ 安房国吉浜村わたりにてなまだ(○○○)といひ、又にぜんぎやう(○○○○○○)と雲、今按に此郷に妙本寺と号する日蓮宗有、此宗派にては大乗法お受持して、一切諸経は二漸の経行なりと誹謗す、受に浄土宗門の在家ありて、鯰おなまだと呼、なまだとは南無阿みだの名号の略語なれば、 ...
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人部三十二|盗賊|名称
[p.0779] 物類称呼 一/人倫 盗賊、ぬすひと、 美作辺及東海道にて、じら(○○)といふ〈中国、四国、ともにまれにじらといふ、但ししらなみの略語にや、白波の故事は後漢書に出、〉武蔵及上総下総辺にて、せれう(○○○)ともいふ、近衛竜山公、薩摩の方言にて詠給ふ歌に、 ぬすと(○○○)でゝおらぶにはたとたまがりてく ...
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植物部七|木六|合歓木
[p.0390] 物類品隲 三草 南藤〈◯中略〉 庚辰歳、予讃侯の命お奉じて薬お封内に採、一日阿野郡川東村深山中に至る、土人合歓木お指てかうかの木(○○○○○)と呼ぶ、按ずるに古今六帖合歓おかうかと訓ず、合歓古名子むりのき、かうかは合歓の略語にして中古の称なり、今都会の地にては、かうかとは称せず、然に却て田 ...
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植物部二十二|草十一|荏利用
[p.0493] 重修本草綱目啓蒙 九/芳草 荏 え〈古名〉 えごま〈略語〉 しろじそ じうねん〈仙台〉 じうねあぶら〈南部〉 一名〓〈通雅〉 白荏〈正字通〉苗葉花実皆紫蘇に同くして香気あり、唯葉の色青く、花の色白し、野甫に多く栽へ、子お収め油に搾り、雨衣雨傘の用に供し、ちやんお製す、又子お用て小鳥に飼ふ、 ...
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地部四十四|山下|足高山
[p.0792] 甲子夜話 五 楽翁の話られしは、世に一富士、二鷹、三茄子と謂ことあり、此起りは神君駿城に御坐ありしとき、初茄子の価貴くして、数銭お以て買得るゆえ、其価の高きお雲はん迚、まづ一に高きは富士山なり、その次は足高山なり、其次は初茄子なりと雲しことなり、彼土俗は足高山おたかとのみ略語に雲ゆ ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|恐懼
[p.0757] 物類称呼 五/言語 おそろし〈こはし(○○○)〉畿内近国、或は加賀及四国などにておとろしい(○○○○○)と雲、西国にてえずい(○○○)と雲、〈薩摩にては、人に越て智の有おえずいと雲、〉伊勢にておかれい(○○○○)と雲、遠江にておそおたい(○○○○○)といふ、駿河辺より武蔵近国にておつかない(○○○○○)といふ、飛騨及尾 ...
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器用部十四|屏障具二|水引
[p.0788] 安斎随筆 前編五 一水引 仏前に金〓などお、門字の形にかけるお水引と雲、建武元年八月廿七日東寺塔供養記に、地鋪水引等依無之、自他所被渡之、〈野水抄引之〉と見へたり、貞丈按、仏前の水引は、御厨子引(みづしひき)の略語なるべし、俗に仏龕お厨子といふ、厨子の前に引くゆへ御厨引と雲なるべし、 ...
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植物部二十三|草十二|茄子雑載
[p.0524] 甲子夜話 五 楽翁の話られしは、世に一富士二鷹三茄子と謂ことあり、此起りは神君駿城に御坐ありしとき、初茄子の価貴くして、数銭お以て買得るゆえ、其価の高きお雲はん迚、まづ一に高きは富士山なり、その次は足高山なり、其次は初茄子なりと雲しことなり、彼土俗は足高山おたかとのみ略語に雲ゆえな ...
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遊戯部三|八道行成〈牽道併入〉|名称
[p.0169] 安斎随筆 前編十四 一八道行成 和名抄雑芸具に、八道行成の読、夜佐須賀利(やさすかり)とあり、今も田舎にては、すかりと雲、やさお略して雲也、〈○中略〉やなすかりと雲は、やすすがりなるべし、やすは、やすじの略語にて、八の道すじお盤に画なり、すがりは、子馬お以て親馬にすがり迫る也、すがると ...
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地部十一|武蔵国上|荏原郡
[p.0836] 和名抄諸国郡郷考 六武蔵 荏原〈江波良 今江戸麻生青山の辺おいへりとぞ、(中略)小山田与清雲、江戸と雲名のよし、荏処の略語にて、好荏の生る地なればなるべし、もとは荏原の郡に隷たりけん、国郡の境は世々にかはり行習ひなれば、後豊島郡に隷るにや、荏原と雲るも、荏の生列(なみ)たる貌(さま)に ...
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動物部三|獣三|猫/名称
[p.0195] [p.0196] 兎園小説 二集 まみ穴、まみといふけだものゝ和名考並にねこま、いたち和名考、奇病、〈附錄〉 著作堂主人稿 猫は和名抄〈毛群部〉に、和名禰古万なり、しかるに中葉より下略して、禰古といへり、枕草紙〈翁丸の段〉に、うへにさふらふおんねこは雲々といひ、又源平盛衰記〈義仲跋扈の段〉に ...
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飲食部六|乾飯〈麨[併入]〉
[p.0476] [p.0477] 乾飯には、糒あり、餉あり、糒は、ほしいひと雲ふ、干飯の義にて、糯米お蒸して乾燥せしめたるものなり或は粟、黍等にて、製したるもあり、古は兵士の糧食、及び旅行の用に供したるのみならず、或は日常の食用に供したることもあり、各地にて製すれども、就中河内国道明寺、陸奥国仙台の産最 ...
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人部九|性情上|愛
[p.0714] [p.0715] 倭訓栞 前編三十二/米 めぐし(○○○) 神代紀に憐愛およめり、万葉集にも、妻(め)子みれば、めぐしうつくしと見えたり、めぐむ意なるべし、〈○中略〉 めづる 愛およめり、芽出の義、草木の萌芽は仁愛の意思あり、日本紀に感字おもよめり、めでともいへり、〈○中略〉 めで(○○) 日本紀の歌に、桜の ...
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器用部十五|屏障具三|障子種類
[p.0867] 後奈良院御撰何曾之解 もろこしの社は唐神の意なり、身おきよむるは精進の意なり、精進障子、ともにしやうじとも、さうじともいへば、合せてからかみさうじと解たるなり、さて此ものは、今からかみとのみいふは略語なり、ふすまといふは、もと衾の名なるお、臥席の間にたつるよりかくもいふなり、から ...
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動物部二|獣二|馬尺
[p.0105] 壒囊抄 一 馬お一寸(ひとき)、二寸(き)と雲は、何と定る事ぞ、凡そ馬尺と雲は、四尺お定て、其上お一寸(ひとき)、二寸三寸、四寸(よき)、五寸(いつき)、六寸、七寸、八寸と雲、八寸に余るおば、長に余ると雲、長に余る大馬も多きにや、生食(いけずき)は五尺二寸ありける也、四尺に足ぬおば駒(こま)と雲 ...
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器用部十二|家什具|箱種類
[p.0680] [p.0681] 貞丈雑記 八/調度 一やない箱は柳箱と書也、柳の木お広さ五分程に三角に削り、いくらもよせてならべてすのこの如く、紙よりにて二所あみたる物也、長さもはゞも、上に居る物の大小によりて、長短不定也、足は折敷の足の如くにて、くりかたなし、それお紙よりてゆひ付る也、柳箱といへども箱に ...
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人部二|親戚上|祖父母
[p.0129] 倭訓栞 前編四十五/於 おほぢ 祖父およめり、和名抄にみゆ、大父の義なり、大父は漢張良伝に見えたり、神代紀に祖神もよめり、曾祖父おおほ〳〵ぢ、外祖父お母方のおほぢとよめり、爾雅に、父之考為王父、父之妣為王母と見ゆ、東王父西王母の称も是よりや出たりけん、 ...
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人部三|親戚下乳母 併入|伯父
[p.0248] [p.0249] 倭訓栞 前編五/乎 おぢ 倭名抄に伯父お訓ぜり、小父の義也といへり、又季父おおとおぢ、従祖父おおほおぢ、族父おおほおほぢおぢ、舅お母方のおぢ、従舅お母方のおほおぢとよめり、又新撰字鏡に阿伯おえおぢ、阿叔おおとおぢと訓ぜり、万葉集におぢがその日と見えたるは、舅が其日の義也とい ...
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飲食部十一|酒下|雑載
[p.0796] 十訓抄 七 昔元正天皇御時、美濃国に貧く賤き男有けるが、老たる父お持たり、此男山の草木お取て、其直お得て父お養ひけり、此父朝夕あながちに酒お愛しほしがる、依之男なりひさごと雲物お腰に付て、酒お沽家に行て、常に是お乞て父お養ふ、或時山に入て薪おとらんとするに、苔深き石にすべりて、うつ ...
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地部四十六|泉|醴泉
[p.1032] [p.1033] 古今著聞集 八孝行恩愛 昔元正天皇の御時、美濃国にまづしくいやしきおのこ有けり、老たる父おもちたりけるお、此男、山の本草おとりて、其あたひおえて、父お養けり、此父朝夕、あながちに酒おあいしほしがりければ、なりひさごといふものおこしにつけて、酒うる家に望て、つねにこれおこひ ...
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人部十五|孝〈不孝併入慈 悌附〉|孝例
[p.1072] 古今著聞集 八/孝行恩愛 昔元正天皇の御時、美濃国にまづしくいやしきおのこ有けり、老たる父おもちたりけるお、此男山の木草おとりて、其あたひおえて父お養けり、此父朝夕あなかちに酒おあひしほしがりければ、なりひさごといふものおこしにつけて、酒うる家に望て、つねにこれおこひて父お養、ある ...
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人部二|親戚上|祖父母
[p.0129] 倭訓栞 中編三十/於 おやのおや 祖父おいふ ...
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人部三|親戚下乳母 併入|伯父
[p.0249] 円珠庵雑記 伯父おぢ小父、伯母おば小母、おほぢ、おばにのぞめてもいふべし、又ちヽはヽにのぞめてもいふべし、 ...
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地部四十六|井|名称
[p.1004] 藻塩草 五水辺 井 山井〈山のいとのヽ字ありても、又山井は浅き事に雲り、さればあさくは人おおもふなど雲り、又むすぶ手のしづくににごる山のいの水と雲り、〉石井 岩井 いた井 はしり井 あか井〈あかのいと、のヽ字ありても雲、されどもこのましからず、〉御井 井づヽ つく井 つヽ井づヽ〈いづヽとい ...
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天部二|雲|名称
[p.0147] 倭名類聚抄 一雲雨 雲 説文雲、雲山川出気也、王分反、〈和名久毛〉 ...
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地部十|甲斐国|名称
[p.0690] 古事記伝 二十七 甲斐、名義、山の峡(かひ)なる由なりと雲説宜し、加比は間(あひ)と同じ、 ...
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地部十五|近江国|荘保
[p.1207] 淡海温故録 三犬上郡 多賀 多賀荘十五郷有、此処お当国の府中と雲説は誤也、当国の府中は栗田郡守山なり、 ...
http://ys.nichibun.ac.jp/KojiruienSearch/docs/chibu_1/chib_1_1207_4863.html - [similar]
方技部十五|疾病一|欧吐
[p.1199] 病名彙解 二 嘔吐( おうと) 凡嘔吐は胃虚に属す、物おくひ脾に入とそのまヽ吐かへす也、其内物あるお吐といひ、物なきお嘔と雲、又声もあり物もあるお嘔と雲説もあり、 ...
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飲食部十六|漬物|木芽漬
[p.1050] 京羽二重大全 二洛外名物 木芽漬〈くらま村nan出之、〉木芽漬の和歌は、良玉集に見えたり、桜の実お塩に漬たるおいふとあり、又あけびの葉お塩漬にしたると雲説有、未詳、 ...
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植物部十五|草四|百部
[p.1005] 康頼本草 草 百部 味苦無毒、和保止川良、二月八日採暴干、似天門冬、事林広記雲鉄忌へくそかつらと雲説あり、布止都良、一名婆婦草、 ...
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動物部九|鳥二|鶺鴒
[p.0666] 大和本草 十五/小鳥 鶺鴒(/いしたヽき) 頭小に尾長し、順和名にとつぎおしえとりと訓ず、其事日本紀第一に、見工たり、又稲負鳥と雲説あり、未詳、黄せきれいは少青し、又一種背黒く腹白く形少し短きあり音は同じ、 ...
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器用部二|飲食具二|合子/名称
[p.0071] 貞丈雑記 七/膳部 一合子(がうし)とも合器(ごき)とも雲は椀の事也、身とふたお合する故の名也、合器お五器と書てめしわん、汁椀、平皿、つぼさら、こし高の五也と雲説あり、あやまり也、 ...
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遊戯部九|茶湯三|炉
[p.0559] 南方錄 二 炉縁附木地薄塗 香ぐるみ抔よし、折々洗へば木の杢されてよし、洗縁と雲、冬は塗縁、春は木地縁抔雲説あれども、詫には何も〳〵木地縁相応也、四畳半に成ては薄塗、又は真の座敷ならば、真の黒塗も可為相応、 ...
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動物部十四|虫中|蠮螉
[p.1131] 天野政徳類語 下 按、古今集離別の部に、すがるなく秋の萩原朝立て旅行人おいつとかまたん、と此歌お引て、古人此すがるお鹿の事也と雲説有、其後の歌には、多くすがるお鹿の事となして、詠る歌有、皆誤にて随がたし、すがるは蜂なる事、いちじるし、さそりといふ蜂也、 ...
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方技部十一|医術二|金瘡科
[p.0848] 渡辺幸庵対話 一昔血留などヽ申事希也、血止草などお用ひて事済けるが、秋は手疵負たるには、澀柿お嚙くだきて付たるがよし、血止となり、痛お去りて、早く疵お愈しける、今はいろ〳〵薬あり、然ども昔の澀柿の功程成お不見、澀柿は側にありても、血不止と雲説あり、勘弁すべし、 ...
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