Results of 101 - 200 of about 811 for [SIMILAR] 16 1024 4096 WITH 35279 日飢 WITH 1881... (6.477 sec.)
飲食部九|菓子|雑菓子
[p.0664] 守貞漫稿 十八雑服 嘉永二年印行、古風と流布とお相撲番附に擬する、〈○中略〉青物町の切山椒(○○○)〈菓子工茗荷屋長門の店に細き餅の属おうる、○中略〉古風方に曰、〈○中略〉金鍔焼(○○○)〈麦粉に餡おいれやく也、〉 ...
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歳時部十七|盂蘭盆|臣庶盂蘭盆
[p.1265] 康富記 嘉吉二年七月六日甲子、自大住庄当司領公事物、索餅、并盆供茄子(○○○○)、根芋等(○○○)上、亦麦粉之麦等到来、 十五日癸酉、盂蘭盆供、如例致沙汰了、高祖父〈◯恵光〉曾祖父〈◯西念〉祖父〈◯浄貞〉先考〈◯浄心〉等十余前也、 ...
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飲食部七|麪〈麩 併入〉|干饂飩
[p.0500] 尾張名所図会 前編六知多郡 名和干温飩(○○○○○)〈同村(名和)の名産也、凡当郡の小麦粉精密にして、最上の極品なれば、大野岩屋横須賀佐布里等の諸邑、みな索麪お製して名産とす近年こゝにて干温飩お精製し、諸国へ火しく運送す、其製甚清浄潔白にして、形状風味共に勝れたり、〉 ...
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植物部十|木九|女貞
[p.0635] 伊豆海島風土記 下産物 くさだみ(○○○○) 女貞(子づみもち)なるか、夏花咲き、実は九月に熟す、此実お絞るに清油たる、忽ち白蝋となる、夫食急なるときは、麦粉に交て粮とす、常には国え出して穀と交易す、又この木の皮お煎じて、島人の衣、魚網などお染るに赤色となり、最益ある木也、 ...
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飲食部七|麪〈麩 併入〉|棊子麪
[p.0508] 庭訓往来諸抄大成扶翼 棊子麪 貞〈○伊勢貞丈〉雲、棊子はごいし也、小麦粉お水にて固くねりて、板の上にて薄く伸し平めて、細き竹筒の切口の内の肉お削り去り、皮の方おうすくなるやうに、刀の如くして、其筒にて右の伸したる麪お押し切れば、棊石の如くに切るゝ也、それお煮て、煎豆の粉お衣に掛くる ...
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飲食部九|菓子|索餅
[p.0605] [p.0606] 類聚名物考 飲食二 索餅 〈さいぺい さくべう さうめい 聡敏〉索餅 今の索麺とは異也、形は京にて雲白糸、美濃辺にてしんこといふ類なり、江戸にてよりみづといふ、細長くしてねぢりたる物也、嘉祥の御菓子の中に有、膳部家の説も異なる事なきと、高橋若狭守いへり、大膳式のは、米粉、小麦粉 ...
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植物部五|木四|樟/楠
[p.0256] 伊豆海島風土記 下産物 またみ(○○○) 樟なるべし、国地の玉くすと雲に似て木大なり、性も楠に等しく、板にして船お造るに久しくたもつ、皮お煎じて衣お染るに、とび色となる、八丈貢絹のかば色と雲は、此お以て染る、首夏に花咲、実は六月に熟す、此実お搗末して麦粉に交え、土人粮とす、本草に樟は楠に ...
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飲食部七|麪〈麩 併入〉|蕎麦切製法
[p.0514] [p.0515] [p.0516] 善庵随筆 二 蕎麦は冷物ゆへ、脾胃虚弱の人に宜しから子ば、大小二麦と一様に常食に充つべき物に非ず、しかし土の肥瘠お論ぜず、一候七十五日にして実熟し凶荒の備には甚便宜なる故に、〈天工開物雲、蕎麦実非麦類、然以其為粉療飢、伝名為麦、則麦之而已、〉続日本書紀に、養老六年 ...
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飲食部四|料理下|天麩羅
[p.0256] 守貞漫稿 後集一食類 半平 はんへいは蒲鉾と同じく磨肉也、〈○中略〉京坂にては半平お胡麻油揚げとなし、号けててんぷらと雲、油お用いざるお半平と雲也、江戸には此天麩羅なし、他の魚肉海老等には小麦粉おねり、ころもとし、油揚げにしたるお天ぷらと雲、此天麩羅京坂になし、有之はつけあげと雲、〈 ...
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植物部二十五|草十四|玄参
[p.0666] 重修本草綱目啓蒙 七/山草 玄参 おしくさ(○○○○)〈延喜式〉 ごまぐさ(○○○○) ごまのはぐさ(○○○○○○) 一名玄武精〈千金方〉 野芝麻〈群芳譜〉 鹿陽生〈類書纂要〉 黒玄参〈証治準縄〉 山麻〈薬性奇方〉 元参〈本草新編〉 能消草〈郷薬本草〉 凌肖草〈村家方〉数種あり、武州道灌山、目黒大宮八幡、及和州に ...
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歳時部十三|年始雑載|注連飾
[p.0877] 芸苑日渉 六 民間歳節上 元日〈◯正月〉至十四日、懸藁索於戸上、索以稲稭為之、毎寸出其端尺余、下垂如絛、挿譲葉及穂長草于其間、謂之司命索(しめなは)、〈譲葉蓋楠之類、益軒先生以為交譲木、未詳当否、穂長草或以為格注草、相似差異、〉 晋書礼志曰、歳旦設葦茭桃梗、磔雞於宮及百寺之門、以禳悪気 ...
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歳時部十七|盂蘭盆|雑載
[p.1283] 春雨楼詩抄 九江門節物 茄牛瓜馬( /たまだなのうしむま) 七月自十三至十五、家家祭其先、必有茄牛瓜馬、用茄瓜、截芝麻加四足者、 野情転不在馳駆、霊仗排来猶要扶、遮莫呼牛又呼馬、祭余其奈比芻狗、 ...
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植物部二十二|草十一|茺蔚
[p.0500] [p.0501] 重修本草綱目啓蒙 十/湿草 茺蔚 めはじき(○○○○) にがよもぎ(○○○○○) 益母草(やくもさう)〈通名〉 一名千層塔〈医宗粋言〉 臭鬱草〈夏枯草、正誤、〉 負担〈附方〉 透骨草〈救急本草〉 天芝麻 鬱臭苗〈共に同上〉 目非也叱〈郷薬本草〉 野蘇子草〈訓豪字会〉 反魂〓〈担州府志〉 小胡麻〈本草必 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|碁盤
[p.0098] 能改斎漫錄 七/事実 画紙為棋局、敲針作釣鉤、 杜子美詩雲、老妻画紙為棋局出、東晋李秀四維賦曰、四維戯者、衛尉摯侯所造也、画紙為局、截木為棋、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|名称
[p.0044] 能改斎漫錄 七/事実 奕棋 孟子曰、奕秋通国之善奕者也、趙岐注曰、奕、博也、或曰、囲棋、論語曰、不有博奕者乎、又注雲、有人名秋、拠趙氏注、以博奕兼論、是未暁其義也、予按、春秋襄公二十五年左氏伝、太叔文子曰、今寧子視君不如奕棋、其何以免乎、奕者挙棋不定、不勝其耦、而況置君而弗定乎、杜預 ...
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植物部八|木七|棗/名称
[p.0512] 倭名類聚抄 十七菓 棗〈酸棗附〉 本草雲、大棗一名美棗、〈音早字亦作〓、和名奈豆女(○○○)、◯下略〉 ...
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植物部八|木七|棗/名称
[p.0513] 本草和名 十三木 白棘(○○)、一名棘鍼、一名棘刺、一名棗樹針、〈出陶景注〉白棘赤棘、〈出蘇敬注〉白棗一名白輔〈出雑要訣〉和名奈都女乃波利(○○○○○○)、 ...
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歳時部十四|内宴|服装/用途
[p.1052] 西宮記 正月下 内宴〈調仁寿承香綾綺殿御簾事、仰木工寮、立舞台事、仰内匠寮、綾綺殿母屋立軟障薹事、仰掃部寮、運鋪設事、主殿寮炬火、〉内蔵寮申請雑物、〈甘葛煎四升、甘栗子六籠、梨二桶、棗一桶、楚割二口、与呂止二籠、煮塩鮎二缶、腸漬蚫一缶、鮎鯖海月一口、千鳥二籠在前、保夜一缶、仰被候内 ...
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飲食部十六|漬物|菊漬
[p.1042] 料理調法集 漬物 菊味漬一苦みなき黄菊お、水おかけよく清め、花びらおむしりて、扠酒壱升に大梅二拾程入、壺に漬込、口張おして置べし、但糀お袋に入、間々に敷漬候得ば一段よろし、 ...
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植物部八|木七|梅嫌
[p.0486] 地錦抄 五 梅嫌(むめもどき)〈木〉 小つぶなる赤き実、木もたわむほどつきて見事成物也、立花に、京梅嫌と雲てつかふ、是に三種あり、実の大つぶは大梅嫌といふ、又実うす白き有、白梅嫌といふ、 ...
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天部三|雪|雪棹
[p.0218] [p.0219] 世事百談 雪の竿 信州越後北陸など、雪の深さお知るに、棹に一丈までの寸お、竿に刻みて、水の高さお見るが如くにしてはかるお、雪の竿といふ、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|諺例/天地
[p.0887] 世事百談 俚諺 高野六十(○○○○)、那智八十(○○○○)といふことは、男色のことのやうに世にいへど、さにあらず、これは紙の一状の数なり、高野紙は一状六十枚、那智紙は一状八十枚、むかしよりの定めなりとかや、 ...
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植物部十七|草六|薺
[p.0078] 世事百談 薺お行灯につりて虫除とす物類相感志に、三月三日収菜花置灯檠上、則飛蛾蚊虫不投といふことあるは、吾邦のならはしに、四月八日薺おとりて、行灯につり置きて虫よけとするに似たり、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|牡丹餅
[p.0556] 世事百談 牡丹餅 萩の花ぼた餅は牡丹餅と書けるが正字にて、かのあんおつけたる餅お、盆に盛りならべたる形の、牡丹花のごとくなれば、見たてゝ名おおふせしなり、〈○中略〉下総の辺にては、俗にかい餅といふ、これは餅のうちにてことさらにやはらかなるおもて、粥餅の訛れるなりといへり、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|動物
[p.0927] 世事百談 俚諺 目かどおつけて人お見るお、諺にうの目たかの目(○○○○○○○)にて、油断のならぬなどいふことあり、この二鳥は目の疾きものゆえに、たとへていへることゝのみおもひたるに、六俳園立路随筆に、世の諺に、うの目たかの目といふことあり、〈○中略〉硫黄にうの目たかの目といふありて、いづれも ...
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歳時部二|歳時総載下|雑節|梅雨
[p.0143] 世事百談 一 梅雨 梅雨の節に入るお入梅といひ、あくるお出梅といふ、芒種〈五月中〉の前の壬お入梅とし、小暑〈六月節〉の後の癸お出梅とするよし、本草綱目に見えたり、しかれども時として、陰晴定まらず、時節のわかちがたきことあり、其時には花葵の花咲きそむるお入梅とし、だん〳〵標のかたに花 ...
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植物部六|木五|梅種類
[p.0323] 世事百談 梅に鶯 梅に鶯およめること、和歌には常のことなり、鶯宿梅の故事、拾遺和歌集に見えたるより、猶さらなべて世人も鶯といへば、梅はかならずあるべきものとしもおもへり、いとふるくも、万葉集にも、鶯には多く梅およみ合せたり、詩にも葛野王の春日玩鶯五言に、素梅開素靨、嬌鶯弄嬌声といふ ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0767] 世事百談 富士山の高(○○○○○) 駿河の富士山は、三国にまたがりて、吾邦に無比の高山にして、その高さいくばくといふことはかるべからず、塵塚物語に、直に立つれば九十六町ありとひ、月刈藻集に直立して二十五町ともいへり、何れが正しきというおしらず、近きころ享保十二年の夏、福田某といふ人測量せ ...
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動物部五|獣五|瑞狐
[p.0341] 世事百談 九尾の狐 玉藻前の謡曲にて、那須野の殺生石の故事お世人のきゝなれ、かつ過ぎし年、妖狐伝といふ冊子なども印行したることありしからに、九尾狐といへば、悪狐とのみおもへり、ふるくも下学集、琉球神道記などにも、この俗説お載せたり、下野なる玉藻稲荷の社は、かの悪狐の霊お祭れりとかや ...
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天部三|雨|雑載
[p.0192] 世事百談 雨手風手 雲海 風はよく物お動かすこと、手あるがごとく、雨は一むらふり過ぐること、足あるが如しとて、風の手、雨の足といふことあり、雨の足は唐山にても、ふるく雨足とも、雨脚ともいへり、晋の長景陽が雑詩に、雲根臨八極、雨足灑四冥、又雲、翳々結繁雲、森々散雨足と文選に見ゆ、蘇東 ...
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人部二十四|誓約|起請文種類
[p.0355] 世事百談 起請 さて起請文に一枚起請(○○○○)、二枚起請(○○○○)、まだ七枚起請(○○○○)、百枚起請(○○○○)などいふことあり、義経記に、土佐坊が七枚起請かけること見え、後のものながら室町殿日記、豊太閤朝鮮文書にも、七枚起請といふこと見えたり、七枚起請の文おば、かつて友人より得てもてり、文明年間の ...
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器用部九|容飾具四|鬠種類
[p.0485] [p.0486] 世事百談 文七元結元ゆひに文七元結とて、上品の称とす、俗説に、これは切元結のことにて、ふるくは輪元結のみ、長きまゝ綰ねたるお、浪華の侠士雁金文七といふもの、常にさかり場にはいかいし、闘諍あれば、生きて再びかへらざるの勇お示さんため、元結おゆひ切り、その死お決するおあらはし ...
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動物部十八|魚下|えらぶ鰻
[p.1509] [p.1510] 世事百談 えらぶ鰻(○○○○) 琉球よりわたる三味線の皮は、実は海蛇皮にはあらで、かの国に産するえらぶ鰻とて、漢名お慈鰻と雲ふものゝ皮なり、えらぶは島の名にて、その島は薩摩と琉球との間にありて、口のえらぶ、中のえらぶなどゝ唱へて、二つ三つある島と見えたり、中山世譜などにも島の図 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0864] [p.0865] 世事百談 遊女総角が世代 世の口ずさみに、高雄(○○)七代、薄雲(○○)三代総角(○○)一代といふことあり、高雄は古人の考ありて、世代も事蹟もいと明なり、按ずるに、総角は一代にはあらず、両巴扈言〈享保十五年〉に、三浦屋四郎左衛門内に、 あげまきあり、又享係十九年の細見に、 あげまきあり ...
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称量部一|度|丈尺寸
[p.0006] 世事百談 馬の丈四尺お定尺とし、それよりあまれば、一寸より三寸までおすんといひ、四寸より七寸までおば、寸といはず、きといひ、又八寸より九寸までお、又すんといへるよし今の馬乗人はいへど、そはいつ頃より定りたる詞にか、むかしは幾寸にても、なべてきとのみとなへたり、〈○中略〉私雲、馬は四 ...
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人部十一|言語|方言
[p.0833] [p.0834] 世事百談 方言 漢の楊子雲、輶軒絶代語の撰あり、世に楊子方言といへり、わが邦にて近来越谷吾山といふ俳人の物類称呼おあらはしたり、ある人大和の国の方言おすべいへる諺とて、 てい〳〵ござれ、さうはつちや、かたつか、けんずい、えそまつり、おもふに、てい〳〵ござれは、歩行の義、ある ...
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飲食部九|菓子|柏餅
[p.0619] [p.0620] 世事百談 柏餅端午の日に柏の葉に餅お包みて、互に贈るわざは、江戸のみにて他の国にはきこえぬ風俗にして、しかも又ふるき世よりのならはしにもあらざるにや、ものに見えたることなし、徳元が俳諧初学抄に、五月の季に見えず、かゝれば完永の頃より後のことか、完文年間のものとおもはるゝ酒 ...
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植物部十七|草六|菘
[p.0063] 養生訓 四/飲食 菘は京都のはたけ菜(○○○○)、水菜(○○)、いなかの京菜(○○)なり、蕪の類なり、世俗あやまりてほりいりな(○○○○○)と訓ず、味よけれども性よからず、仲景曰、薬中に甘草ありて菘お食へば病除かず、根は九十月の比食へば、味淡くして可也、うすく切てくらふべし、あつく切たるは気おふさぐ、十 ...
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植物部二十七|菌|舞〓
[p.0825] [p.0826] 重修本草綱目啓蒙 二十/芝栭 雞〓(○○) 一名雞〓〈通雅〉 雞葼〈雲南通志◯中略〉雞〓はまいたけと訓ずべし、一名くもたけ、秋初深山中にあり、雑木の朽株に生ず、大菌なり、茎は短して甚だふとく白色、蓋は銀杏葉の形の如くして多く重畳し、闊さ一尺余、色微黒お帯ぶ、生にて煮食へば微臭あり ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0620] 長門本平家物語 四 丹波少将は、備中の国妹尾の湊、ゆく井といふ所より御船に召して、波ぢはるかにこぎうかぶ、是はいよの国夏地につきてめぐられける、たかくそびえたる遠山のはるかに見えければ、あれはいづくぞと少将とひ給へば、とさのはた、足摺のみさきと申ければ、少将思いだして、さては昔、理 ...
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地部四十六|泉|清水
[p.1023] 新古今和歌集 三夏 題しらず 西行法師 道の辺に清水(○○)ながるヽ柳陰しばしとてこそ立止まりつれ ...
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動物部九|鳥二|鴫雑載
[p.0627] 古今和歌六帖 四/秋 題しらず 西行法師 心なき身にもあはれはしられけり鴫たつ沢の秋の夕ぐれ ...
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人部八|生命|名称
[p.0624] 新古今和歌集 十/羈旅 あづまのかたにまかりけるによみ侍ける 西行法師 年たけて又こゆべしと思ひきや命なりけりさ夜の中やま ...
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姓名部六|氏上|職掌
[p.0485] 三中口伝 五 一法会儀事〈○中略〉 氏(三)長者〈○藤原氏〉始行法成寺御誦経事 置誦経物於堂内〈○中略〉 氏(中)長者法成寺始被行誦経事 件時不設殿上人座 ...
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帝王部十六|諡号|漢風諡
[p.0922] [p.0923] 東大寺要録 一 天平十八年三月十六日、良弁僧正於羂索院、奉為大雄大聖天皇、〈◯聖武〉孝謙皇帝、仁聖皇后、奏聞公家、諸寺聴衆相共集会、始行法花会、 ...
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動物部五|獣五|鹿/名称
[p.0313] 玉葉和歌集 十六/雑 寂然大原に住侍けるに、高野より山ふかみといふ事お上におきて、十首歌よみてつかはしける中に、 西行法師 山ふかみなるゝかせぎのけぢかさに世にとほざかるほどぞしらるゝ ...
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人部八|生命|死雑載
[p.0666] 古今著聞集 十三/哀傷 西行法師当時より釈迦如来御入滅の日、終おとらんことおねがひて、よみ侍ける、 ねがはくははなのもとにて春しなんその二月のもち月のころ、かくよみてついに、建久九年二月十五日に往生おとげてけり、 ...
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地部二十九|讃岐国|村里/名邑
[p.0838] 源平盛衰記 八 讃岐院事 鳥羽院の北面に佐藤兵衛尉義清と雲し者、道心お発し、出家入道して西行法師と雲けるが、大法房円意と改名して、去仁安二年の冬の比、諸国修行しけるが、〈◯中略〉讃岐国へ入て松山(○○)の津と雲所に行ぬ、こヽは新院〈◯崇徳〉流されてわたらせ給ひける所ぞかしと思出し、〈◯下略 ...
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地部四十|渡|天竜川渡
[p.0438] 太平記 二 俊基朝臣再関東下向の事 旅館の灯幽にして、鶏鳴暁お催せば、匹馬風に嘶て、天竜川お打渡、小夜の中山越行けば、白雲路お埋来て、そことも知らぬ夕暮に、家郷の天お望ても、昔西行法師が、命也けりと詠つヽ、二度越し跡までも、浦山敷ぞ思はれける、 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|名岐
[p.0860] 新古今和歌集 十/羈旅 天王寺へまいり侍りけるに、にはかに雨ふりければ、江口にやどおかりけるに、かし侍らざりければ、よみ侍ける、 西行法師 世中おいとふまでこそかたからめかりのやどりおおしむ君かな 返し 遊女妙(○)世おいとふ人としきけばかりの宿に心とむなと思ふばかりぞ ...
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地部一|地総載|四国
[p.0061] 玉葉和歌集 二十神祇 そのかみよりつかうまつりなれけるならひに、世お遁れて後も、賀茂の社に参りけるお、年たかくなりて、四国のかたへ修行しけるが、又帰りまいらぬこともやとて、仁安三年十月十日夜、参りて幣まいらすとて、たなおの社のもとにて、静かに法施奉りける程、木の間の月ほの〴〵にて、 ...
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地部三十四|壱岐国|名所
[p.1244] 日本鹿子 十四 同国〈◯壱岐〉中名所之部 風本(かざもと) 呼子の松原といふあり、此所より海上十り北也、北は海也、舟津也、是より対馬国へ渡る也、またおろふるなど雲所あり、此所お天原と雲ならはせり、そのゆへは、西行法師のうたに、 かさもとのしぐるればこそ天原おろふる雪に袖はぬるらめ 雪の島 ...
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地部四十七|附滝|紀伊国/那智滝
[p.1214] 南紀名勝略志 下牟婁郡 一の滝 本社の北六丁計に有、高さ百間計、広さ廿七八間有、〈◯中略〉 二の滝 本社の西北廿二丁計に有、高三十間計有、山家集に曰、西行法師二の滝のもとへ参り著たり、如意輪の滝(○○○○○)となん申と聞て、科みければ、実に少うちかたぶきたるやうに流下りて、貴とくおぼへけり、 ...
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人部七|身体四|月代
[p.0535] 南留別志の弁 曾我五郎が元服したるところに、髪とりあげ、高帽子きせと有て、月額のさたなし、されば西行法師は、月代の痕といふ事おかきたり、中剃のことにや(○○○○○○○)、 ある人の雲く、月代はひたひおまろくそりて、冠れる帽子のしたに、髪ぎはの見えざるやうに したるなり、今も都の官人はしかせる ...
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植物部二十四|草十三|熟瓜
[p.0603] 古今著聞集 十八/飲食 暁行法印人の許へまかりたりけるに、瓜お取出たりけるが、わろく成て水ぐみたりければよめる、山しろのほぞちと人やおもふらん水くみたるはひさごなりけり季経卿泰覚法印がもとへ、瓜おつかはして、此瓜くいて、これがかはりには、此般若かきてとて、料紙一両巻おくりたりける返 ...
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遊戯部十|茶湯具上|釜
[p.0675] [p.0676] 花月草紙 一 遠州政一あその色紙釜てふものあり、山のふもとにかけひのけしきかいたるに、西行法師のとく〳〵とおつる岩まのこけしみづくみほすまでもなきすまひかな、といふおつけたるが、あるやんごとなきひと、かの茶の道とて、しひてかゝることまねぶこそ心得ね、そのほどおこそ思ふべか ...
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地部四十|渡|天竜川渡
[p.0435] 橘窓自語 下 西行法師が発心記といふものに、東の方へくだるに、遠江の国天中の渡り雲々とあるは、今遠江浜松の駅と見附駅のあはひにある天竜川の事なり、天竜お天中河(あめなかがは)といふは、竜の梵語なりといふよし、ある人の語れり、されば天竜河とかきて、則あめなか河とよまるヽなり、又海道記に ...
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動物部二十|介下|貽貝
[p.1645] [p.1646] 東雅 十九/鱗分 貽貝いがひ〈○中略〉 いがひとは、いは即貽字の音お呼び、かひは貝の字の訓お呼びしと見えたり、〈(中略)むかし或人の雲ひしは、いかひとはあこやのかひ(○○○○○○)といふ者也、其貝より出でし珠おばあこやのたまと雲ふなりといへり、後に西行法師の歌お見るに、あこやとるいか〉 ...
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姓名部八|名上|名称
[p.0594] [p.0595] 類聚名物考 姓氏八 別名 一名 これは名二つ有おいふ、たとへば同人異名有人あり、又は名おかへし人お物にしるしたるに、二所三所に見えしに、二三の名有て、その人は異ならざるも有、又は伝への異にして二名有もある也、たとへば、宇治山の喜撰お、基泉と同人也ともいひ、或は別人といふが如 ...
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人部四|身体一|䪺
[p.0321] [p.0322] 今物語 伏見中納言といひける人のもとへ、西行法師行て尋けるに、あるじはありきたがひたる程に、さぶらひの出て、なにごといふ法師ぞといふに、えんにしりかけて居たるお、けしかるほうしの、かくしれがましきぞと思ひたるけしきにて、侍共にうみおこせたるに、みすのうちに筝の琴にて、秋風 ...
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人部十|性情下〈夢 〉〓|正夢/虚夢
[p.0790] [p.0791] 円珠庵雑記 春の夢は、よくあふよしにあまたよめり、後撰に、ねられぬおしひてわがぬる春のよの夢おうつゝになすよしもがな、 真淵雲、後世む月の初夢とて、こゝろむるも、春の夢はあふとての事か、又初めてみる夢の事おいふも、少しさいつころよりいへば、春の夢てふ名のみか、詩にも春夢と ...
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帝王部二十五|皇親下|法親王
[p.1475] [p.1476] 続世継 八腹々の御子 仁和寺に覚行法親王ときこえたまひしは、白河の院のみこにおはす、御ぐしおろさせ給て、やう〳〵おとなにならせ給ほどに、いとかひ〴〵しくおはしければ、さらに親王の宣旨かぶり給とぞきこえ侍りし、おほ御むろとておはしましゝは、三条院の御子師明親王ときこえ給し、 ...
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人部三十二|盗賊|馬盗人/牛盗人
[p.0788] [p.0789] 今昔物語 十三 石山好尊聖人誦法花経免難語第二十 今昔、石山に好尊聖人と雲ふ僧有けり、若より法花経お受け習て日夜に読誦す、亦真言も吉く習て行法お不断ず、而る間事の縁有るに依て、丹波の国に下向して、其の国に有る間に、身に病付て行歩する事不能ず、然れば其の国の人の馬お借て其れに ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1473] 気吹舎歌集 天保七年夏より秋かけて飢饉にて、人々うえに苦めるおりに、松の根おほりて、松根 白皮丸と雲お製りて人々に与へけるに、 いざ子等うえな憂ひそ常しへに松の栄ゆる御世にし有れば ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1474] 農稼肥培論 下 豆腐粕〈からと雲、又きらずといへり、九州にてはとうふの花と雲、又とうふの粕といふところあり、〉 飢饉の時は、此雪花菜(きらず)壱升に葛粉〈山より堀製せしまヽ晒さざるなり、是お灰葛(はいくず)といふ、〉壱合程入、よくこねまぜ、たぎる湯にて団子のごとくこねて、片手にて握りて ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1471] 南浦文集 下 藤氏忠俊公、賦狂吟贈荷篠実(さヽのみ)人、予亦次韻、 人肩篠実喜消魂、主従相携出在原、今歳村々及飢饉、無之民命不曾存、 ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1471] 和漢三才図会 八十五苞木 竹実〈〓、俗雲自然穀(じねんこ)、◯中略〉 按〈◯中略〉天和壬戌之春、紀州熊野及吉野山中、竹多結実、其竹高不過四五尺、枝細而皆小篠、其実如小麦、一房数十顆、山人毎家収数十斛、以為食餌、至翌年春夏、然大資荒年飢、而後五穀豊饒、米粟価減半、予〈◯寺島良安〉亦直見之、 ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1478] [p.1479] 救荒事宜 草木おもて食とする事 水府の佐藤平三郎といふ人、物産に精しき名あり、先達而出会し時、救荒の事お談ぜしに、佐藤いへらく、草根など堀り食ふても、人の腹にたまるものは少し、天明の凶年、余会津にて民どもにおしへて、山林にゆきて、あらゆる木葉お鎌にて芟り来り、湯引て食料と ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1476] [p.1477] 農喩 第八 かておたくはえし人の事 ある所に米穀は雲におよばず、凡くひものになるべきほどの色品おたくはひ、何によらず心お用ふる事のくはしき人ありけり、毎年秋の末に至り、里芋お刈取るせつ、茎おば皆ほしあげてたくはひ、又きりすてし芋の葉おも遺さず取集めおき、よき日よりには庭へひ ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1472] 民間備荒録 下 食草木葉法 生黄豆(なままめ)と槿樹葉(むくげのきのは/きばらす)と一同に嚼之、味不作嘔、可以下咽、毎日二三合にて可度一日、〈唐の三合は、日本の一合五勺にあたるなり、〉 生松柏葉(なままつかしわのは)お食するには、用茯苓骨砕補杏仁甘草(ふくりゆうこつすいほきやうにんかんさう) ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1472] [p.1473] 救荒事宜 草木おもて食とする事 松皮お食して毒に中りしことお、備荒録にいへど、天明の凶年の事お知りし人に尋るに、上方筋にては、毒に中りしことはかつて聞ずといへり、奥羽辺にては、その製法お得ざりしにや、或人の抄録お見しに、松お食ふ法と、藁お食ふ法とお載せたり、松お食ふ法、松 ...
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歳時部二十|豊凶|救荒食品
[p.1477] [p.1478] 西遊記続編 三 飢饉 近年打つヾき五穀凶作なりし上、天明二年寅の秋は、四国九州の辺境飢饉して、人民の難渋いふばかりなし、余〈◯橘南谿〉などが旅行も、道路盗賊の恐れありて、冬深き頃などは、所々逗留して用心せり、さて春になりても、諸国とも米穀ます〳〵高直に成り、余など途中白米一 ...
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動物部八|鳥一|放鶴
[p.0553] 三養雑記 四 頼朝卿放たまふ鶴 鎌倉由比が浜にて頼朝卿の鶴お放たまふこと、世にあまねくいひ伝ふれど、吾妻鏡おはじめ正き記錄にかつて見えたるものなし、予〈○山崎美成〉が管見にては、本朝食鑑に、源二品之放鶴、亦曁五六百年、来住于駿遠之田沢、偶観之者謂、翼間有金札、記年号支干雲、〈○中略〉 ...
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地部二十|出羽国|荘
[p.0194] 奥の細路 南部道はるかに見やりて、岩手の里に泊る、小黒崎美豆の小島お過ぎて、鳴子の湯より尿前の関にかヽりて、出羽の国に越えんとす、〈◯中略〉あるじのいふ、是より出羽の国に、大山おへだてヽ路さだかならざれば、道しるべの人おたのみて越ゆべきよしお申す、〈◯中略〉あるじの言ふにたがはず、 ...
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方技部十|医術一|養生所
[p.0681] [p.0682] [p.0683] 嘉永撰要類集 二十三養生所 天保十四卯年三月八日、阿部遠江守お頼、向山源大夫お以、水野越前守殿〈江〉上る、同十五日、御書取添、荒井甚之丞お以御下、鰭付致、翌十六日返上、 ひれ付末に有之 越前守殿小石川養生所附御医師御引替之儀に付、取調候趣申上候書付、鳥居甲斐守町奉行 ...
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動物部十七|魚中|鯖/名称
[p.1414] [p.1415] 揃注倭名類聚抄 八/竜魚 按、広韻鱕甫煩切、属非母、番附袁切、属奉母、清濁不同、此以番音鱕恐誤、或是蕃字脱草冠也、又按本草和名引崔禹、以鱕為韶陽魚一名、注雲、鱕是卵之名、朝出求食、夕還入母腹中者曰鱕、然則崔氏以韶陽魚子為鱕、然出入母腹中者䱜魚非韶陽魚、又按新撰字鏡、鱕同訓、 ...
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歳時部十三|年始雑載|掃始
[p.0899] 柳営年中行事 一 正月二日 一今朝出御以前、御座之間於御上段御箒始、御年男相勤、老中長袴着用勤之、 ...
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歳時部十九|歳暮|餅搗
[p.1419] 大江俊矩記 文化六年十二月廿五日辛亥、家内餅舂也、当年は今朝出勤故、午後に為致、未刻頃よりむしに来、戌刻相済、都合五斗八升也、家礼如例、ちん舂、中町之安兵衛也、 ...
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動物部十八|魚下|韶陽魚
[p.1525] 本草和名 十六/虫魚 鱓魚甲〈音徒何反〉 今〓亀甲、〓肉、〈己上二種、出陶景注、〉和名古女(○○)、一名衣比、 韶陽名、一名〓、〈奴答反〉一名鱕、〈鱕是卵之名、朝出求食、夕還入母腹中者曰鱕、音閉晏反、〉鯆魚〈夫禹反、出崔禹、〉和名古女、 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|賃餅
[p.0575] 大江俊矩記 文化六年十二月廿五日辛亥、家内餅舂也、当年は今朝出勤故午後に為致、未刻頃よりむしに来、戌刻相済、都合五斗八升也、家礼如例、ちん舂中町安兵衛也、 文化十三年十二月廿五日己亥、餅舂也、当年初而家内に而手舂為致、清介壱人雇、〈祝儀銀三匁壱対と、餅二品添而遣、〉清八手伝に来、〈 ...
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地部九|駿河国|疆域
[p.0607] [p.0608] 松屋筆記 六十 伊豆駿河古は木瀬川お界とす 玉海、元暦元年八月廿一日の条に、此日定能卿来、伝聞、頼朝出鎌倉城来著木瀬川、〈伊豆より駿河之間雲々〉近暫逗留、進飛脚申雲、已所上洛仕也、但ひきはりても、不令上洛候也雲々、〈◯中略〉按、今は駿豆の二国、三島の西千貫樋の川おもて界とす ...
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人部十五|附慈|悌例
[p.1111] 落穂集前編 二 馬場美濃守、〈○中略〉味方の敗軍の方お打詠め罷在候処に、真田兵部来て、山の下に馬お止、それに見へ給ふは、馬場殿にて候哉と、言葉お懸る、馬場聞て、美濃にて候、貴殿には如何と答へければ、兵部聞て、兄源太左衛門義、引退候と承り候故、手前も退候処に、兄が乗料の馬お、牽返し候 ...
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人部十五|附慈|悌例
[p.1112] 落穂集前編 二 馬場美濃守、〈○中略〉味方の敗軍の方お打詠め罷在候処に、真田兵部来て、山の下に馬お止、それに見へ給ふは、馬場殿にて候哉と、言葉お懸る、馬場聞て、美濃にて候、貴殿には如何と答へければ、兵部聞て、兄源太左衛門義、引退候と承り候故、手前も退候処に、兄が乗料の馬お、牽返し候 ...
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帝王部二十二|皇太子上|太子拝覲
[p.1337] [p.1338] 俊矩記 文化六年三月十四日甲戌、早朝出納来面、昨夕之趣、委細演説、即内豎、戸屋主有之、昼之交名一紙返却、此通諸司参勤被仰出間、来月七日巳刻可相催旨申渡、〈最早別段以切紙不申送旨申聞、内豎可為一人事、意味委細申含、〉内蔵権頭承知、即示談之上、下行員数令治定如左、 御拝覲御下 ...
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器用部二十四|雑具|烟管産地
[p.0548] 本朝世事談綺正誤 器用一 水口権兵衛所造烟筒図、雖載蔫錄、年号無之、余所見者、有天正五年之刻、所蔵之人、所以真物而写雲、故今摸出之、美成、〈○山崎氏、図略、〉 ...
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遊戯部十一|茶湯具下|蓋置
[p.0750] 茶譜 十七 一利休流蓋置青竹お用、猶根竹お用ことも有、然ども根竹は老人など用て吉、若輩成者は青竹お用て潔と雲々、鋸のめ細成お以、皮めに疵不出来様に引切て、鋸めお用、小刀お以切口お繕べからず、節に穴おあけて吉、穴の丸く美成は、ぬるいと雲て嫌、〈○中略〉竹お能々洗べし、節際の黒と垢、或 ...
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器用部八|容飾具三|簪種類/以原質為名
[p.0439] 提醒紀談 四 竹簪(○○) 関氏世々書お以てその名高し、〈○中略〉鳳岡の子南楼は、家君午谷翁が師なり、南楼の弟子潢南〈名は克明〉その嗣となる、その子東陽、予〈○山奇美成〉と同庚、交情殊に厚く、莫逆の友たり、その家竹簪お蔵す、伝へて雲、潢南の曾祖母なる人、享保中有徳院様〈○徳川吉宗〉に宮つか ...
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器用部十九|坐臥具四|蚊帳用法
[p.0209] 嘩錄 八 蚊帳の釣様、右へ今のごとく紐おもてつる事、且而見及ばず、加賀守貞助雑記、条々聞書等、棹お以つる事みえたり、又今のごとく日毎に撤することにてもなし、吉日おえらびてつり初〈め〉、吉日お撰びて撤する也、そのつり様、今江都に絶て見えざれども、田舎には古のごとく、棹お以つるとぞ、つ ...
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人部二|親戚上|継父母
[p.0145] 善庵随筆 生母にあらずして、子お養育する母お、まヽ母といひ、生子にあらずして、養育お受る子お、まヽ子といふ、まヽは養育の義にて、小児に乳お飲付する、今の乳母の事なり、これお古へ乳付けといふ、東鑑に、武衛〈頼朝卿おいふ〉乳付けの青女お召さる、摩々と号すとあるにて知るべし、これより転 ...
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飲食部四|料理下|飲食商
[p.0333] [p.0334] [p.0335] [p.0336] 徳川禁令考 四十九魚鳥野菜并諸食物商 文化元子年十二月十四日 食物商ひ之儀に付年寄〈江〉申渡〈根岸肥前守殿(江戸町奉行)御渡書〉何品に寄らず、食物商ひ致し候者、前々より多分相増候儀、畢竟貴賤共、奢之心より無益之費お不顧故之事に候、此度江戸内食物商ひ致し候者、 ...
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動物部十三|虫上|蝦蟇雑載
[p.1077] 沙石集 五上 学生之蟻蜹之問答事 ある池の中に蛇と亀と蛙と知音にて侍りけり、天下早して、池の水も枯、食物もなふしてうえてつれ〴〵なりける時、蛇亀お使者として蛙のもとへ時程おはしませ、見参せむと雲に、蛙返事に偈お説て飢渇にせめられぬれば、仁義おわすれて、食おのみ思ふ、情も好も、よのつ ...
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飲食部二|料理上|名称
[p.0073] 貞丈雑記 六飲食 一料理の二字は、はかりおさむるとよみて、食物お調ふる事ばかりに限らず、何事にても取りはからひ調ふることお雲也、食物お調ふるお料理すと雲も右の心也、本は食物お調る事おば、庖丁(○○)とも、調味(○○)とも雲也、 ...
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器用部一|飲食具一
[p.0001] [p.0002] [p.0003] [p.0004] 器用は器物の総称にして、邦語に之おうつはものと雲ひ、又調度若しくは道具とも雲へり、凡そ器物の用たる、其範囲極めて広く、悉く之お載するに堪へず、今此部門には、専ら飲食、容飾、澡浴、家什、屏障、坐臥、灯燭、行旅の諸具、及び輿、車、船舶等に関するものお収め、 ...
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動物部三|獣三|猫/名称
[p.0198] 世事百談 手飼の虎(○○○○) 山猫(○○) 虎と猫とは、大小剛柔ははるかに殊なりといへども、その形状の相類すること絶えてよく似たり、さればわが邦のいにしへ、猫お手がひの虎といへること、古今六帖の歌に、 あさぢふの小野のしの原いかなれば手がひのとらのふし所なる、また源氏物語女三宮のくだりに見え ...
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人部二|親戚上|御台所
[p.0154] 貞丈雑記 二/人品 一貴人の妻お御台所といふ事は、御台盤所と雲事お略したる詞也、飯の事おだいと雲、女の詞に、飯おおだいとも、ぐごとも雲事、上臘名の記にも見へたり、膳の事おば台盤と雲、其台盤お置く所お、台盤所と雲、今も食物お調ふる所お台所と雲も、台盤所と雲お略したる詞也、男は表に居て ...
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動物部四|獣四|鼠雑載
[p.0243] [p.0244] 世事百談 鼠のよめ入り ふるき絵冊子に、鼠のよめ入りといふことおつくりしものあり、今も猶錦絵などにのこりて、たまたま見ることあり、こは鼠の異名お嫁とも嫁の君ともいへるより、作意したるものとおもはれたり、古歌に、 秋なすびわさゝのかすに漬けまぜて棚におくともよめにくはすな、と ...
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人部三十四|盲人〈盲僧併入〉|女盲
[p.0990] [p.0991] 沙石集 六下 盲目之母養事 南都の春乗房の上人東大寺の大仏殿造立のために、安芸周防両国の山にて、杣作せさせて、其間之食物の俵おほくうちつみて置たりけるお、或時たはらお一つぬすみて、逃げける者おみつけてからめてけり、やせかれたる童にてぞありける、上人何なる者にて、かヽる不当の ...
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器用部十二|家什具|厨子
[p.0659] 貞丈雑記 八/調度 一御厨子棚と雲は、本は御厨子所にて食物お納め置く棚也、〈御厨子所は食物お調る所也、台所の事、〉黒棚は厨棚也、〈くりやだなお略してくろだなと雲也、くりやと雲は、竃の煙にてふすぼり黒くなる屋なるゆへくりやと雲也、くりは黒也、ろとりと通音也、くりやと雲も即御厨子所の事 ...
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飲食部一|飲食総載|名称
[p.0002] 運歩色葉集 志 食物 ...
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飲食部一|飲食総載|名称
[p.0004] 古事記伝 九 食物は、袁志毛能と訓べし、 ...
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