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遊戯部八|茶湯二|盆点作法
[p.0490] 槐記 享保十二年五月廿三日、参候、今の世には唐物とさへいへば、盆にのせて盆だてにする、なきことなり、唐物にて盆にのする物は、ぶんりん、丸つぼ、肩衝小つぼ、この四つのみなり、其外の唐物は盆にのせず、唐物だてにすることなり、常修院殿〈○慈胤法親王〉に所望せしかども、其道具なしとて終にあ ...
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動物部八|鳥一|捕鳥制度
[p.0521] 享保集成糸綸錄 二十 享保七寅年十一月 餌鳥請負掟書 一札之事〈○中略〉 一鶴、白鳥、菱喰、雁、鴨類、鷺、白鷺、へら鷺、五位鷺、梅首鶏、川烏、鶉、雲雀等一切不可取鵜、鳥、鴇は四月より 七月晦日迄可取之、此外先年より御法度之鳥一切取申間敷候事、〈○中略〉 享保七年寅十一月 五郎(糀町平川町二 ...
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植物部十一|竹|笹
[p.0713] [p.0714] 神楽歌 採物歌 篠此(本)さヽは、いづこのさヽぞ、とねりらが、こしにさがれる、ともおかのさヽ、ともおかのさヽ、さ(末)ヽわけば、袖こそやれめ、とね川の、いしはふむとも、いざ川原より、いざかはらより、 或説さ(本)ヽの葉に、雪ふりつもる、冬のよに、豊の遊びお、するがたのしさ、するが ...
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地部四十三|山上|峯
[p.0695] 類聚名物考 地理十五 嶺 ね 岳 不二のね、甲斐がね、筑波ねの類ひは、みねの略言なり、仮字に根と書しによりて、心得違へて、山の裾の事と思ふは僻事なり、今俗に、富士の根方などヽて、裾の山口のわたりお雲はその意にて、木草の根は下に有り、枝葉は上に在るより、転りて心得しものなり、みは真と同 ...
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器用部二十一|灯火具下|薪価
[p.0343] 〈浪花雑誌〉街乃噂 三 万松、いや台所のおはなしで思ひ出しやしたが、此間途中で見かけやしたが、薪お大壮貫目に掛て居やしたが、あれはどうするので肱りやすね、鶴人、大坂では江戸とちがつて薪お目に掛て売やす、二十貫目お一掛としやして、上薪で五百文より五百五十位、雑木で四百から四百五十文位 ...
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地部三十九|橋下|宇治橋
[p.0226] [p.0227] 源平盛衰記 十五 宇治合戦附頼政最後事 宮〈◯高倉〉は御馬に召て既に寺〈◯園城〉お出させ給、〈◯中略〉宇治の平等院に入進らせて御寝あり、其間に宇治橋三間引て、衆徒も武士も宮おぞ奉守護、〈◯中略〉平家の兵共、雲霞の如くに馳集て、河の東の端に引へて時お造る事三箇度、火しとも不斜、宮 ...
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地部三十九|橋下|遠江国/浜名橋
[p.0274] 源平盛衰記 三十九 重衡関東下向附長光寺事 十日〈◯元暦元年三月〉本三位中将重衡卿は、兵衛佐〈◯源頼朝〉依被申請、梶原平三景時に相具して関東へ下向、〈◯中略〉浜名の橋お過行けば、又越べしと思はねど、小夜中山も打過て、宇津山辺の蘿の道、清見が関お過ぬれば、富士のすそ野にも著にけり、 ...
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地部三十九|橋下|甲斐国/猿橋
[p.0281] 甲斐国志 五十四古蹟 一駒橋〈◯中略〉 遊行他阿、此橋お過る時の歌に、 甲斐の猿橋お渡り、駒橋といふ処に至りてよみ侍りける、 他阿 猿橋おわたりてみれば駒橋やおどりはねつヽかけておくらん 此真跡新倉村如来寺に所蔵せり、相伝て遊行三世の筆跡と雲、此寺古は時宗なりき、 ...
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地部三十九|橋下|隈本橋
[p.0345] 加越能山川記 越中 黒部川 黒部川は〈◯中略〉荒瀬にて渡舟なし、古より黒部は四十八け瀬といふ大河也、すこしにても出水の時は、往来人日泊して難義におよぶ故、万治年中三日市村より泊之間、浦山村、舟見村二箇所に新宿お立て、愛本にはね橋お懸る、長三十三間あり、此橋は日本無双の大桟也、 ...
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動物部九|鳥二|鴫雑載
[p.0626] 袖中抄 十八 しぢのはしがき〈しぎのはれがき○中略〉 又雲、〈○歌論義、中略、〉昔あだなる男おたのむ女有けり、こぬよのかずはおほく、くる夜のかずはすくなかりければ、かのこぬよかずおかく事なん、暁のしぎと雲鳥のはねかくよりもおほかると雲なるべし、 ...
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動物部十四|虫中|蚕
[p.1103] 万葉集 十四 常陸国歌 筑波弥乃(つくはねの)、爾比具波麻欲(にひぐはまよ/○○○○○○)能(の)、伎奴波安札杼(きぬはあれど)、伎美我美家思志(きみがみけしヽ)、安夜爾伎保思母(あやにきほしも)、 ○養蚕の事は、産業部養蚕篇に詳にせり、宜しく参看すべし、 ...
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動物部二十|介下|蟶
[p.1651] [p.1652] [p.1653] 袖中抄 六 あまのまてがたいせの海のあまのまてがたいとまなみながらへにける身おぞうらむる 顕昭雲、あまのまてがたとは、あまのまてと雲かひつものとること也、あまのまくかたとかけ る本もあれど、多本にまてとかきたれば、それにつきて釈すべし、 しほのひたるかたにて、まてお ...
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方技部十六|疾病二|痤
[p.1225] [p.1226] 栄花物語 三十六根合 内〈○後朱雀〉の 御にきみ( ○○○○) の事なおおこたらせ給はねば、いかにとむづかしう覚しめす、ついたちのありさまなどおなじ事也、日ごろのすぐるまヽに、なお水などいさせ給てやよからんと申せば、其さほふの御しつらひしていたてまつる、いとさむきころたえがたげにみ ...
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飲食部三|料理中|蒲焼
[p.0240] 近世事物考 蒲焼当世うなぎおさきて焼たるおかばやきといふ、其製昔とはかはれり、昔は鰻お長きまゝ丸でくしに竪にさして、塩お付焼たるなり、その形河辺などに生たる、蒲の花のかたちによく似たる故に、かまやきとは雲しなり、今世の製はいと近き頃より初る、今の形にては名義に協はねども、名は昔の ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|雑載
[p.0578] 枕草子 四 しきの御ざうしにおはしますころ、〈○中略〉老たるほふしの、〈○中略〉さるのさまにていふなりけり、〈○中略〉などかこと物もたべざらん、それがさふらはねばこそとり申侍れといへば、くだものひろきもちひ(○○○○○○)などお、ものにとりいれてとらせたるに、むげに中よくなりて、よろづの事お ...
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器用部十一|澡浴具二|浴斛具
[p.0620] 諢話浮世風呂 三編下 おやしきから、去年あたりおいとまおいたゞいた歟、但しは不順でりやうぢにでも下つている歟、二十四五のぼつとりもの、〈○中略〉おはしたのおはつはいはねどしるき部屋がた風俗、おとなりのお娘御おさそひ合せて三人づれ、留桶(○○)おひかへて、べん〳〵との長湯、〈○下略〉 ...
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器用部十四|屏障具二|帷
[p.0784] 倭訓栞 前編六/加 かたびら 日本紀、倭名抄に、帷およめり、傍平の義、ひらばりなどいふが如し、古今集に、帳のかたびらとも見えたり、源氏巴抄に、夏はすゞし、冬はねり也といへり、新撰字鏡に鋪おもよめり、香壺のはこ、くすりの箱にもかたびらといふ物あり、まさすけに見えたり、 ...
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器用部十七|坐臥具二|畳雑載
[p.0096] 枕草子 二 七月ばかりいみじくあつければ、よろづの所あけながら、夜もあかすに、月のころはねおきて見いだすもいとおかし、やみも又おかし、有明はたいふもおろかなり、いとつやゝかなるいたのはしちかう、あざやかなるたゝみひとひらかりそめにうちしきて、三尺のきちやうおくの方におしやりたるぞあ ...
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器用部二十三|行旅具中|傘用法
[p.0464] 源平盛衰記 四 鹿谷酒宴静憲止御幸事 鹿谷には軍の評定の為に、人々多集て一日酒盛しけり、〈○中略〉庭には用意に持たりける傘おあまた張立たり、山下の風に笠共吹れて倒ければ、引立引立置たる馬共驚て、散々に〓踊(はねおどり)、〈○下略〉 ...
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歳時部二十|豊凶|因旱魃年凶
[p.1455] 太平記 三十八 彗星客星事附湖水乾事 又今年〈◯北朝康安二年、南朝正平十七年、〉の六月より、同十一月の始まで旱魃して、五穀も不登、草木も枯萎しかば、鳥はねぐらお失ひ、魚は泥に吻(いきづく)のみならず、人民共の飢死ぬる事、所々に数お不知、 ...
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植物部二十|草九|草合歓
[p.0321] [p.0322] 大和本草 九/雑草 沙苑蒺黎(くさねむのき) 本草綱目湿草下蒺黎集解曰、一種出同州沙苑牧馬処、子如羊内腎と雲、其葉合歓木葉に似て茎赤し、夜はねぶる、又別によく合歓葉に似たるものあり、沙苑蒺黎はそれよりは合歓に似たること較劣れり、又草決明もよく合歓の葉に似たり、沙苑蒺黎は草決明 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|雑載
[p.0118] 男重宝記 三 碁より出たる詞 一愚なる者お、碁かなるといふは、よはきといふ事也、又うつ共いふ、 一征(しちやう)にかゝる 一隅に目お持ている 一劫おたつる 一持碁にはなす 一ねばまかある 一人に綽(はねかく)る 一一お打て盤おしる 一人の助言おいふ ○ ...
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遊戯部四|小弓〈雀小弓併入〉|小弓例
[p.0177] 新拾遺和歌集 十九/雑 右近大将道綱家に人々小弓いて遊びける時、まかり侍らで申つかはしける、 贈法印慈応 あづさ弓いてもかひなき身にしあればけふのまといにはづれぬるかな 返し 道命法師 あづさゆみ君しまといにたぐはねばともはなれたる心ちこそすれ ...
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遊戯部十一|茶湯具下|茶杓
[p.0736] 茶器名物集 一茶杓 朱徳象牙、昔紹鴎所持、茄子の茶杓也、 一茶杓 朱徳二つ目結象牙、総見殿〈○織田信長〉御代、火に入失申、此外朱徳之茶杓可有数、次にはねぶちも茶杓けづり也、 右両作、当世は捨り申候、如何、 一竹茶杓 朱徳作あさき代千貫、総見院殿御代に、火に入失申、 ...
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地部四十六|井|井具
[p.1017] [p.1018] 明良洪範 十一 世の諺に、孝行には水が付くと雲り、或老人の物語りに、堀美作守親常の家人長瀬某と雲ふ者、至孝成者にて老母に孝お尽せり、〈◯中略〉此辺すべて水宜しからず、井戸は有ても、飲水にならぬ濁水也、故に近隣の者は、皆遠方より清水お汲せ、或は買水お用いなどしける、長瀬何の心 ...
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飲食部六|粥〈餗[併入]〉|尾花粥
[p.0466] 松屋筆記 六十六 尾花粥〈尾花色〉与清按に、空穂菊の宴〈六十三丁う〉に、すきばこよつに箸坏すえて、紅葉お折しきて、まつのこくだものもりて、くさびらなどしておばな色の強飯などまいるほどに、かりなきてわたる雲々、同楼の上下〈一丁う〉に、おばな色の細長雲々、太郎百首駒迎、 関の戸に尾花あ ...
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人部十一|言語|誡言語
[p.0863] 十訓抄 二 大相国〈○藤原実行〉宰相にておはしける時、歌合せられけるに、夏月お俊頼、 光おばさしかはしてやかゞみ山峯より夏の月は出らん、とよめりけるお、峯より夏の月は出らんと侍るは、秋冬は谷より出けるにやと申ければ、俊頼のぶる方なくて居たるに、大判事明兼が下座に候て、聊か口入お申たり ...
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人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1020] 桃源遺事 二 一同〈○元禄〉五年壬申八月、摂州湊川江、佐々介三郎良峯宗淳おつかはされ、楠正成の墓お御修復被成、碑おたて石お畳み、壇おなさせ給ふ、其高さ五尺、其径一丈、碑面には西山公〈○徳用光国〉御自筆にて、鳴呼忠臣楠子墓とあそばされ、碑陰には、俊水先生兼て撰置れ候讃お御彫せ、且又碑亭 ...
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器用部七|容飾具二|櫛/名穏
[p.0388] 源氏物語 三十四/若菜 中宮よりも、御さうぞく、くしのはこ、心ことにてうぜさせ給て、〈○中略〉姫宮の御方にまいらすべくの給はせつれど、かゝることぞ中にありける、 さしながら昔お今につたふれば玉のおぐしぞ神さびにける、院御らんじつけて、あはれにおぼし出らるゝことどもありけり、あえ物けし ...
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器用部二十六|舟下〈筏併入〉|命名/叙位
[p.0721] 再校江戸砂子 六 阿宅丸の旧地 新大橋のすこし北也 此あたけ丸(○○○○)といふ御船は、元来小田原北条家の軍船にて、樟木おもつて凡長三十八間、胴の間十八九間ありしよし、完永十年、御船手向井将監忠勝に仰付られ、相州三崎より江府へ御取よせにて、同十二〈亥〉年六月、忠勝に命ぜられ、上覧〈○徳川家 ...
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歳時部八|摂関大臣正月大饗|主客
[p.0555] 大鏡 二太政大臣基経 太政大臣基経のおとヾは、長良中納言の三郎におはす、〈◯中略〉御いへは堀川院と閑院とにすませ給ひしお、ほり川院おばさるべき事のおり、はれ〴〵しきれうにせさせ給ひ、〈◯中略〉堀川院は地形のいといみじきなり、大饗のおり、殿ばらの御車のたちやうなどよ、尊者の御車は川より ...
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植物部十一|竹|雑載
[p.0742] 竹取物語 今はむかし竹とりの翁といふものありけり、野山にまじりて竹おとりつヽ、万の事につかひけり、名おばさぬきの宮つことなむいひける、其竹の中に本光る竹なむ一すぢ有けり、あやしがりて寄て見るに、つヽの中ひかりたり、それお見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうていたり、翁雲やう、 ...
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植物部十七|草六|菘
[p.0063] 農業全書 三/菜 菘〈蕪菁に似て別なり、唐の書に何れも別に出せり、〉うき菜(○○○)と雲、京都にてはたけ菜(○○○○)と雲、田に蒔て溝に水おしかけぬるお水菜(○○)と雲、近江の兵主菜(ひやうすな/○○○)、田舎にて京菜(○○)と雲、ほり入菜(○○○○)と訓ずるは誤なり、江戸菜(○○○)は其根大根のごとく長し、其蒔やう ...
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帝王部二十七|外戚下|争納后妃
[p.1659] 栄花物語 三様々の悦 このさきやうの大夫どの〈〇藤原道長〉の御うへ、〈〇道長妻倫子〉けしきだちてなやましうおぼしたれば、御読経御修法のそうどもおばさるものにて、しるしありとみえきこえたるそうたちめしあつめのゝしる、大との〈〇道長父兼家〉よりもみや〈〇兼家女円融后詮子〉よりも、いかに ...
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遊戯部九|茶湯三|茶室
[p.0555] [p.0556] 明良洪範続篇 五 台徳院様〈○徳川秀忠〉には茶道お御好み遊ばされ、小堀遠江守常に隻尺し奉る、此人の宗匠として、何事に寄らず物数〈○数下恐脱寄〉抔尹格別にて、諸人の手本と成事多し、御城中御数寄屋も遠州の差図なりし、完永年中に、御居間の脇に御学間所お建らるべし迚、遠江守に仰付ら ...
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動物部五|獣五|狐/名称
[p.0337] 物類称呼 二/動物 狐きつね 関西にて昼はきつね、夜はよるのとの(○○○○○)と呼ぶ、西国にてはよるのひと(○○○○○)といふ、又関西にてすべてけつね(○○○)とよぶ也、又歌にはきつとも詠じ、詩経にはくつねと訓たり、又東国にては、昼はきつね、夜はとうか(○○○)と呼、常陸の国にては白狐おとうかといふ、是は世 ...
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器用部二十二|行旅具上|以原質為名
[p.0376] 曾我物語 八 すけつねおいんとせし事 十郎がその日のしやうぞくには、もよぎにほひのうらうちたるたけがさ、むらち、どりのひたゝれに、〈○中略〉五郎がその日のしやうぞくには、うすくれないにてうらうつたる、ひやうもんのたけがさまぶかにきて、〈○中略〉せこおやぶりて、しゝこそ三かしらいできた ...
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植物部十九|草八|白頭公
[p.0190] 物類称呼 三/生植 白頭翁ちごばな(○○○○)〈一名しやぐま(○○○○)〉 京都にてうないこ、又ぜがいさう、〈善界の謡に、大唐の天狗の首領善界坊と有、其髪に似たりと也、〉大坂にてひめばな、江戸にておきなぐさ、〈是和名なり〉畿内にてちごばな、美濃にてがくさう、加賀にてけし〳〵まないた、甲斐にてけい ...
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植物部二十一|草十|沢漆
[p.0335] [p.0336] 重修本草綱目啓蒙 十三/毒草 沢漆 一名柳漆〈郷薬本草〉 猫児睛〈救荒野譜〉 猫眼〈説嵩〉 猫児眼草〈石鐘乳気味〉李時珍は古より沢漆は、大戟苗或は花なりと雲の説お駁して別のくさとす、これ本経に無毒の文に符す、よろしく従ふべし、大戟の苗は毒あり、時珍の説はすヾふりぐさ、〈佐渡、勢 ...
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遊戯部十|茶湯具上|自在
[p.0685] 茶伝集 九 一自在竹の長さ五尺七寸八分、竹の太さ木口にて差渡一寸二三分四分程にて吉、下の切口より節迄一寸、上は四五寸、七八寸も、節より上之処ありて吉、 小猿の緒付の穴は切口より一寸三分半、上の穴は上の切口より一寸三分也、上の緒の長さ、切口より七八分余り候様に延て置、又上の切口より一 ...
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地部四十五|牧〈駒牽併入〉|八月駒牽
[p.0999] 建武年中行事 八月 十六日、信濃の駒ひき、甲斐の穂坂已下、あまたあれども、ちかごろはたえたり(○○○○○○○○○)、かひの御馬、そこの一両年おぐしいでられたる、望月ばかりは今まで絶ず(○○○○○○○○○○○)、上卿陣のざに著て解文お奏す、宰相、弁、少納言、近衛づかさ、おの〳〵建礼門の前にて床子につきて、御 ...
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地部十二|武蔵国下〈江戸附〉|雑載
[p.0928] 伊勢物語 上 むかしむさしなる男、京なる女のもとに、聞ゆればはづかし、聞えねばくるしとかきて、うはがきにむさしあぶみとかきておこせて、のち、おともせずなりにければ、京より女、 むさしあぶみさすがにかけて頼むにはとはぬもつらしとふもうるさし、とあるお見てなん、たへがたき心ちしける、 と ...
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地部三十|筑前国|怡土郡
[p.0935] [p.0936] 檜垣嫗集 いとのこほりに、ものいひし府官の心かはりて、めまうけて、そこにのみつきて、いとたまさかにおとづるヽに、たヾならんやは、おなじさまの人のみゆるに、いづちぞとヽへば、いとへぞまかるとたはぶるヽに、このところおいとしまのこほりとぞいふかし、 いとしまおかけてとぶとはま ...
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地部四十三|山上|三諸山
[p.0738] [p.0739] 円珠庵雑記 みわ山おみむろ山ともよめり、この外にまたみむろ山あり、 〈(頭注)〉 古事記雲、此者座御諸山上神也雲々、宣長雲、三輪山お御諸山といへるは、こヽおはじめにて、中巻水垣の宮の段、書紀同御代の巻などに見え、又継体巻の歌に、みもろがうへにのぼりたちとあるも、山とはいはね ...
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動物部三|獣三|猫/名称
[p.0195] 円珠庵雑記 猫ねこま鼠子待(ねこまち)の略か、鼠の類につらねこといふあれば、ねことのみいふは略語の中にことわり背くべし、猫の性は、鼠にても鳥にてもよくうかゞひて、かならず取り得んと思はねば、とらぬものなり、よりて待ちとつけたるか、 真淵(頭註)雲、たゞ睡獣の略なるべし、けものゝ反となり ...
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動物部九|鳥二|鴨種類
[p.0590] 八雲御抄 三下/鳥 鴨 あしかも(○○○○) すゝ(○○) かもとり みかも(○○○)〈万〉 お かものはがひ〈はねかひ也、古人説範兼抄、〉 かものはいろ〈春山いろ也〉 万八、水鳥のかものはいろの春山といふ、 ともねせぬかものうはけのと雲〈式部〉 かもと雲舟と雲は、船のかもに似也、〈○中略〉 安持(○○) あちむ ...
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動物部九|鳥二|鴨事蹟
[p.0593] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 天福の頃、殿上人のもとに、もろこしの鴨(○○○○○○)おあまたかはれける中に、みめはよけれ共、片目つぶれて有けり、その鴨行がたおしらずうせたりければ、いか成ものゝぬすみたるやらんと、もとめられけれども見えず、四五日計、有て此鴨出来にけり、其はねにふだお付たりける ...
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動物部十|鳥三|雉雑載
[p.0712] 日本書紀 二十四/皇極 三年六月、是月国内巫覡等、折取枝葉懸掛木綿、伺大臣度橋之時、争陳神語入微之説、其巫甚多、不可具聴、老人等曰、移風之兆也、于時有謡歌三首、〈○中略〉其二曰、烏智可抱能(おちかたの)、阿婆努能枳枳始(あへぬのききし)、騰余謀作儒(とよもさず)、倭例播禰始柯騰(われはねし ...
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動物部十四|虫中|赤翅蜂
[p.1129] 重修本草綱目啓蒙 二十七/卵生虫 赤翅蜂 あかきはねのはち(○○○○○○○○)あかばちに似て、翅黄赤色、端微黒色お帯て、身深黒色、背首足倶に黄赤色なる蜂、間庭中に飛来ることあり、赤翅蜂の類なり、真物は詳ならず、又檐下に窠お為すあかばちは、此と異なり、その翅黄赤色、身は細腰にして、黒と黄赤と斑お ...
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方技部十三|医術四|灌水
[p.0984] 栄花物語 三十六根合 うち〈○後朱雀〉の 御にきみ( ○○○○) のこと、なおおこたらせ給はねば、いかにとむづかしうおぼしめす、御いたちのありさまなど、おなじことなり、日ごろのすぐるまヽに、なお みづなどいさせ給( ○○○○○○○○)てやよからんと申せば、そのさほうの御しつらひして、いたてまつる、いとさ ...
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飲食部三|料理中|鱠
[p.0198] 料理物語 鱠 鮒なます ふなお三枚におろし、ほねかしらにしやうゆうお付、よくやきてこまかにたゝき、身はいかにもうすくつくり、いりたる子おかきあはせ、からし酢にてあへ候、又たでずにてもよし、やきがしらめん〳〵にもりわくることもあり、総別なますの酢かげんは、なますおみなもりて、あとにす ...
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飲食部六|乾飯〈麨[併入]〉|雑載
[p.0490] 平治物語 二 信頼降参事并最後事去程に信頼卿は義朝に被捨て、八瀬松原より取て被返けり、それ迄は、侍共五十騎計有けるが、〈○中略〉散々に落行しかば、乳母子、式部大輔計にぞ成にける、余に疲れて見へ給へば、或谷河にて馬より抱下し、干飯洗て進せけれ共、今朝の鯢波に驚て後は胸塞て、つおだにも ...
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人部五|身体二|嚏
[p.0383] 徒然草 上 或人清水へまいりけるに、老たる尼の行つれたりけるが、道すがらくさめ〳〵といひもて行ければ、尼御前何事おかくはの給ふぞと問けれども、いらへもせず、猶いひやまざりけるお、度々とはれてうち腹だちて、やヽはなひたる時、かくまじなはねば、死ぬるなりと申せば、やしなひ君の比叡山に児 ...
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人部五|身体二|噫
[p.0393] [p.0394] 栄花物語 二十九/玉の飾 びはどの〈○妍子〉の御心ちいとくるしげにおはします事、いとヾしけれど、明尊僧都、御修法三七日つかうまつり給へれど、おこたらせたまはねば、ならへさるべき人々、二だんみだんつかまつり給に、さばかりくるしげにおはしますに、ちからおつくしかぢ参るに、さらに ...
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人部二十九|寵|寵例
[p.0642] 大鏡 三/左大臣師尹 御むすめ〈○藤原師尹女〉村上の御時の宣耀殿女御、かたちおかしげにうつくしうおはしけり、〈○中略〉御めのしりのすこしさがり給へるが、いとゞろうたくおはするお、御門いとかしこくときめかさせ給ひて、かくおほせられける、 いきてのよしにてののちののちのよもはねおかはせると ...
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器用部八|容飾具三|笄種類
[p.0424] [p.0425] 男色大鑑 八 心お染し香の図は誰過にし頃、勝尾寺の開帳に、大和屋甚兵衛誘ひて参詣しけるに、〈○中略〉後よりいまだ十六と見て十五なるべき美女の、〈○中略〉おとし懸のはね鬠(もつとひ)、すかし形のさし櫛、金銀(○○)延分(のべわけ)のかうがい(○○○○○)、〈○中略〉いづれに一つ惡き物好なく、 ...
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器用部十九|坐臥具四|蚊帳用法
[p.0210] 柳亭筆記三 蚊帳に匂袋お掛る事〈並〉蚊屋釣初〈○中略〉 都曲、〈元禄三年言水撰〉ねたましや伽羅たかぬわが蚊帳始、水狐、五元集、中日にて蚊屋まいりたり、夜はや寐ん紙帳に風おいるゝ音、其角、十三歌仙、〈芭蕉翁十三回忌、宝永三年、〉南天に強飯のふたのはね返り、孟遠、蚊屋の祝ひに村のほめ言 ...
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器用部二十九|輿|輿具
[p.0966] 宗五大草紙 下 公方様御成の様体の事 一雨ふり候時、御こしにゆたん(○○○)かけられ候事は、公方様御輿には見及不申候、御旅にて、一段雨降風吹候へば、懸られ候由に候、さ候へば御供衆も蓑おめし候、御こしに、ゆたんかけられ候はねば、御供衆もかさお御さし候はず、御台様の御こしには、いづくにてもゆ ...
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歳時部十二|年始祝四|禁忌
[p.0852] 一話一言 二十六 八丈島方言 正月祝ことば いちにちび、元日の事、 ふつかび、二日の事、 みつかび、三日の事、 こうにち、九日の事、 いねつみ、煩ふ事、 かわふくろ、猫の事、〈常々はねつこめといふ〉 よめごどの、鼠の事、 まいたま、芋頭の事、 とみさがり、雨降る事、 おヽふく、福茶お祝ふ事、 ...
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帝王部十六|諡号|国風尊号
[p.0956] 古事記伝 二十一 根子は尊称にて、景行天皇の御子にも、倭根子命と申すあり、凡人にも、記中に難波根子(なにはねこ)、書紀神功巻に、山背根子(やましろねこ)など雲名見えたり、天皇は大倭国しろしめすお以て、倭根子とは申し奉るなり、〈◯中略〉すべて御代々々の天皇の御通号となりて、詔命などにも、 ...
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遊戯部十一|茶湯具下|柄杓
[p.0745] 千家茶事不白斎聞書 柄杓之事 一炉之柄杓は、柄先に而竹之皮之方短き也、風炉は、柄先竹の身の方短き也、 一柄杓夫々の釜に取合する也、其外遠き釜には見合用、指通しは台子に用、又常風呂に間々用不苦、此さし通しは夫々之釜に取合せ有る内、何れ成共差通しにする也、炉の柄杓、風呂の柄杓、指通しの ...
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方技部十|医術一|儒医
[p.0730] 日本医道沿革考 亮〈○今村〉按ずるに、〈○中略〉我邦、古昔儒お以て医お兼ぬる者無きに非ず、延暦大同の間に菅原清公あり、承和嘉祥の間に紀夏井等あり、是我邦儒にして医お兼る者の始にして、其後戦乱の世に及て、文献共に衰廃し、永く復た此の如き者あるお見ず、元和完永の際に至り、堀杏庵、江村専 ...
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地部二十|陸奥国下|雑載
[p.0169] 万葉集 十四東歌 相聞 安比豆禰能久爾乎佐杼抱美(あひづねのくにおさどほみ)、安波奈波婆(あはなはゞ)、斯努比爾勢牟等(しぬびにせむと)、比毛牟須婆左禰(ひもむすばさね)、 筑紫奈留(つくしなる)、爾抱布児由恵爾(にほふこゆえに)、美知能久乃(みちのくの)、可刀利乎登女乃(かとりおとめの)、由比思比 ...
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動物部五|獣五|狐妖
[p.0373] 閑田耕筆 一 南部七の戸(へ)に六里四方計の野あり、それに年々の二月の末に狐隊といふこと有、其辺の人はさゝえなど携へて見にゆく、およそ空薄曇たる日也、あらかじめ窺ふに、狐ども出て飛ありくさまあれば、必其日にて初に二三十の狐出るお、人々高声に褒れば、頓て城郭の形顕はる、是は二丁計のかな ...
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飲食部一|飲食総載|食法
[p.0062] 奉公覚悟之事 一鷹の鳥くひやう、先たかの鳥とはきじ也、勿論やきとりたるべし、木具のおしきにかいしき色々、秋冬春にかはる事も在之、但南天のはゝ四季に用る也、鳥おばさくといふ也、はやもりやうにて鷹の鳥と知事あり、先かひ口お一きれにても上におく也、又は当時たかの鳥と功者申候がよきと也、 ...
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飲食部十一|酒下|断酒 節酒
[p.0791] [p.0792] 文恭院殿御実紀附録 五 御壮年〈○徳川家斉〉のころより酒お御嗜ありて、常々めし上られ、花紅葉の折にふれては、御過酒もおはしましゝ、左様の時も常に替らせらるゝ御容子は、曾てあらせられざりしかど、御齢たけさせ玉ひては、殊更御身の為宜しかるまじと、一橋邸よりひそかに御諫言ありしと ...
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飲食部十五|羹|食法
[p.0975] 今川大双紙 下 食物之式法の事一羹のさんばの事、総じてさんばのかんは下にあり、上なるおばさんばにとらぬ事也、さんばのおき所ちやつの中也、さいのかずほどかんはあるべき物也、一番にすいとん、二番に羹、三番に饅頭、四番めんす、此中は一番はかんの内に不入、つぎより本とす、めんすのさきに、か ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0892] 明良洪範 十一 世の諺に孝行には水が付くと(○○○○○○○○○)雲り、或老人の物語りに、堀美作守親常の家人長瀬某と雲ふ者、至孝成者にて、老母二孝お尽せり、妻も亦孝なるものにて、夫婦して老母に仕ふること尋常ならず、この長瀬妻お迎んとせし時、容顔の美惡にも拘らず、身分柄にも拘はらず、氏にも拘はら ...
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人部二十八|富|致富
[p.0603] [p.0604] 竹取物語 今はむかし、竹とりの翁といふものありけり、野山にまじりて竹おとりつゝ、万の事につかひけり、名おばさぬきの宮つことなむいひける、其竹の中に本光る竹なむ一すぢ有けり、あやしがりて寄て見るに、つゝの中ひかりたり、それお見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうていたり、 ...
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人部三十四|盲人〈盲僧併入〉|女盲
[p.0993] 擁書漫筆 二 下野国の宇都宮にて、めくら御前がふるくよりうたひつたへし、若宮の歌といふ二謡お、蒲生秀実が、きゝたもちて、うたひけるに、そのひとつはわかみやまいり、 とのびとお、さきにたてゝ、わかみやまいりお、まうせば、わかみやの、ばんばさきで、ごしよばこお、見つけた、かたよりて、あ ...
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器用部二十|灯火具上|蠟燭用法
[p.0268] 明良洪範 続篇十三 老人の話に、昔慶長の中頃、駿府にて権現様〈○徳川家康〉御鷹野に御出遊ばされしに、急御用之有、成瀬隼人殿其外御役人出座して、御状認められ候時、隼人殿坊主衆お呼て、灯しさしの蠟燭之あり候はヾ立候へと御申故、二三寸計り有灯し残のらう燭お立申候、扠御状御仕舞早々御前へ出 ...
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植物部六|木五|糸桜
[p.0292] 大和本草 十二花木 垂糸海棠(いとざくら) 樹与彼岸桜同、枝長く糸の如くにして下り垂る、花美はし、彼岸桜より花やヽ遅し、いとざくら唐よりも来る、唐人これお垂糸海棠と雲、合璧事類海棠花説曰、一種柔枝長〓者、顔色浅紅、垂英向下謂之垂糸海棠、与海棠大不類、蓋強名爾、これいとざくら也、本草時 ...
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植物部十四|草三|萓
[p.0916] [p.0917] 重修本草綱目啓蒙 八/山草 白茅集解弘景曰、詩雲、露彼菅茅、この詩に詠ずるは菅と茅と二物なり、弘景引て一物とするものは誤なり、時珍曰、菅茅(○○)はかやなり、山中に生ず、すヽきに似て大なり、菅の字おすげと訓ずるは非なり、かさすげ(○○○○)は薹なり、みのすげ(○○○○)は蓑衣草〈通雅〉なり ...
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植物部二十七|菌|松〓
[p.0818] 昨日は今日の物語 上 一物ごとに心おつくる人の申されしは、当代御はつとなきとて、竹のこおねびきにして、たくさんにもてあつかふこと、おしき事じや、三年めには、見事の竹になるにと申されければ、みな〳〵聞て、これはおほせのごとくおしき事じやといはれける、又そばなる人の申されしは、総じて松 ...
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帝王部十三|御幸|御幸雑載
[p.0770] [p.0771] [p.0772] 享保六年林丘寺御幸記 享保六年辛丑には、普明院宮〈◯霊元姉光子〉御年八十八に及ばせたまふ、〈◯中略〉御幸〈◯霊元〉あるべき由仰出され、漸九月廿七日卯下刻、御出門、兼て玉虫左兵衛承りて、御幸の道すがら薮おひらき橋おあらたむ、御幸の御先払、所司代家来歩目付一人、同組同心 ...
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天部三|雪|降雪
[p.0209] [p.0210] 源氏物語 二十朝顔 冬の夜のすめる月に、雪のひかりあひたる空こそ、あやしう色なき物の身にしみて、此世のほかのことまで思ひながされ、おもしろさも哀さも残らぬおりなれ、すさまじきためしにいひおきけん、人の心あさヽよとて、みすまきあげさせ給、月はくまなくさし出て、ひとつ色にみえ ...
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遊戯部六|聞香|香具
[p.0365] [p.0366] 香道秋の光 上 香筋(きやうじ)之図〈○図略〉烏木(こくたん)お以て作るべし、長さ五寸、かたち図のごとし、 火筋(こじ)之図〈○図略〉総長さ五寸、柄二寸七分、穂二寸三分、金銀等お以て作る、柄は紫檀或は烏木にて作るべし、 香鍬(はいおし)之図〈○図略〉長さ三寸五分、金銀等お以て作る、面に ...
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遊戯部九|茶湯三|雑載
[p.0644] 明良洪範 八 秀吉公伏見にて、神君〈○徳川家康〉と前田利家お誘はれ、聚楽に行て遊覧し給ふ、帰途徳川殿の館へ立寄り給ふ、聚楽にて美食の上なれば、茶のみ参らすべしとて、神君自ら壺の口お切給ひ、茶道坊主朱斎に茶お挽せ給ふに、茶減じければ、其由問せ給ふに、水野監物たべ候と申上る、神君又外の ...
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器用部四|飲食具四|介貝盃
[p.0235] 演繁露 十四 古爵羽觴 楚詞曰、瑶漿密勺実羽觴、張衡西京賦、促中堂之狭坐、羽觴行而無算、班婕好東宮賦曰、酌羽觴兮消憂、諸家釈羽觴皆不同、劉徳曰、酒行疾如羽、如淳曰、以玳瑁覆翠羽、於下徹上可見、劉良曰、杯上挿羽以速飲、皆非是、束晰論禊曰、逸詩雲、羽觴随波流、且以随波之用証之、若果挿羽 ...
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帝王部二十七|外戚下|専権
[p.1587] [p.1588] 日本政記 六仁明 頼襄曰、国家盛衰之機、毎由於継続之際、不可不深察也、継続之為事大矣、而難言也、愛憎主其中、而党援乗其外、大利所在、大祻所伏也、不断以公道、而狭私用術、自謂済其志、而適為大姦之地者、往々而然、〈〇中略〉仁明生文徳、出於藤原氏、生十四而淳和崩、又二年嵯峨不予 ...
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器用部二十三|行旅具中|傘種類/以製作為名
[p.0446] 嬉遊笑覧 二中/器用 古き画巻物などに見えたるは更なり、後世貞享元禄の始までも、雨がさ、日傘、大人小児おもに皆長柄也、〈余(喜多村信節)が家にも、この古傘二本まで遺りて有き、〉諸国咄〈貞享二年刻、二、〉幼き女児おいふに、乳母腰もとつきて、入日およける傘さしかけて行雲々、其画も長柄なり ...
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器用部二十五|舟上|以製作為名
[p.0628] [p.0629] [p.0630] 享保集成糸綸錄 四十二 天和二戌年七月覚 一町中に在之借屋形船(○○○○)、近年大き成舟共相見候に付、今度船之寸尺相定り候、是よりちいさき船は各別、定より少も大き成屋形船、一切造り申間敷候、隻今迄持来候共、定候より大成屋形船、自今以後、堅借し申間敷候、猶所々之河岸々々に ...
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植物部十六|草五|麻苧
[p.1197] [p.1198] 重修本草綱目啓蒙 十/湿草 苧麻 からむし(○○○○)〈和名抄〉 まお(○○) かつほう(○○○○)〈予州〉 しろお(○○○)〈土州〉 衣草〈和方書〉しらそ(○○○)〈雲州〉 やまそ(○○○)〈佐州〉 しろそ(○○○)〈肥前〉 しろは(○○○) しろほ(○○○)〈共に同上〉 ひうじ(○○○)〈播州〉 一名青麻〈附方〉 青花麻〈千金方〉 ...
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地部四十一|港|名港
[p.0568] 藻塩草 五水辺 湊 揖保湊〈播州 更る夜にね覚てきけばはりまがたいほのみなとに千鳥鳴なり〉 射水湊〈越中〉 猪名野湊〈摂州 しなが鳥、ふね、月、夕塩、千鳥、鶴、 うきねする井なの湊にきこゆ也鹿の音おろす峯の松風〉 小野湊〈伊勢 みそぎ、松、いなふね、 ながれあしのすえ葉も見へずなりにけりお ...
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飲食部十五|豆腐|豆腐直
[p.1002] [p.1003] 元治物価上報 二 千長、もし此地の豆腐は結構でむりやすね、鶴人、さやうさ随分能むりやす、もし此方の豆腐は、あれで一丁でむりやす、万松、一丁には大分小さうむりやすね、鶴人、江戸の半丁よりも、まだ小ぶりで有やす、其替にはあれで十二文でむりやす、江戸の一丁は六十文、半丁が三十文 ...
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器用部二十四|雑具|眼鏡種類
[p.0563] [p.0564] 万金産業袋 三 目鏡 丸目鏡(○○○)〈瞹〓、靉靆、〉これ常に用ゆるの目がね、若年、中年、老年のわかちあり、若年は玉うすく、みな硝子也、中年より段々と老年にいたるほど玉厚く、本水晶お用ゆ、すいしやうは上にいふごとく、近江よりもいづれども、日向水晶ならでは、目がねには宜しからず、 ...
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動物部十二|鳥五|鵄
[p.0955] 醒睡笑 四 いやな批評 鳶は木にとまりいて、蘆辺にすむ鷺にむかひ、そちほど色白くいつくしき姿は無し、如何にもものいひがそさうにて、いやしいわといふ、鷺腹お立てゝ、そちは鳥の中にても、四十八鷹の内に入て、空おたちまふ風情のよさ、そしらんやうもなきが、物こしのくどさ、ながさきかれぬ、我 ...
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人部三十三|遊女〈男娼 芸者併入〉|遊里
[p.0882] [p.0883] 〈浪花雑誌〉街乃噂 二 鶴人、〈○中略〉女郎は大坂のことで肱りやす、新町などへいつて御覧じやし、嬋娟たる者が余ほど居りやす、千長、新町と雲ふのが江戸で雲ふ吉原で肱りやすか、鶴人、さやうさ、新町お廓といつて御免の場所でありやす、慶長の頃までは、諸々方々に遊女屋があつたさうで肱 ...
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地部五|和泉国|日根郡
[p.0341] 大和物語 上 みかど〈◯宇多〉おりい給ひて、又のとしの秋、御ぐしおろしたまひて、ところ〴〵山ぶみしたまひて、おこなひ給けり、〈◯中略〉いづみの国にいたり給て、ひねといふところにおはします夜あり、いとこヽろぼそうかすかにて、おはしますことお思ひて、いとかなしがりけり、さてひねといふこと ...
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地部四十三|山上|名山
[p.0722] [p.0723] [p.0724] [p.0725] [p.0726] [p.0727] 八雲御抄 五名所 山 かみやま〈山城 賀茂 山下水 ならのは 郭公 自中古或加其字 範兼説在賀茂、うしろに有とも、是同事也、〉 おぐら山〈同 月 雪 霧 鹿 紅葉 大井川 詠花例亭子院歌合に有之不難〉 とは山〈同松〉 〈しらとりのとは山〉 さぎさか〈同 白 ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|造泉
[p.1129] 本朝医談 服元喬伊予温泉碑に、神功皇后お挙たるは何に本づきしや、書紀に、温泉の事初て舒明紀に出づ、温泉は、唐土の人さしていはねど、斯邦にはもてはやす事なり、淤血、壅滞、癥疝、腓痙、手痹、脚痿、攣急諸病、梅瘡、下疳、便毒、痔漏、疥癬、悪瘡、撲損、閃肭、婦人腰冷、帯下等の病に浴するな ...
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動物部十四|虫中|蚊
[p.1146] 異本世諺問答 問て曰、おさなきわらはの、こきのこといふつき侍るは、いかなる事ぞや、答これはおさなきもの、、蚊にくはれぬまじなひ(○○○○○○○○○○)事なり、秋のはじめに、蜻蛉といふ虫出きては、蚊おとりくふ物なり、こきのこといふは、木蓮子などお、とんぼうかし、らにして、はねおつけたり、これお ...
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動物部十五|虫下|蜘蛛事蹟
[p.1213] 日本書紀 十三/允恭 八年二月、幸于藤原、察衣通姫之消息、是夕衣通郎姫恋天皇而独居、其不知天皇之臨而歌曰、和餓勢故餓(わがせこが)、句倍枳予臂奈利(くべきよひなり)、佐瑳餓泥能(さヽがにの/○○○○○)、区茂(くも/○○)能於虚奈比(のおこなひ)、虚予比辞流辞毛(こよひしるしも)、天皇令是歌則有感情、而 ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0063] 徒然草 上 或人清水へ参りけるに、老たる尼の行つれたりけるが、道すがら、くさめ〳〵といひもてゆきければ、尼御前何事おかくはの給ぞととひけれどもいらへもせず、猶いひやまざりけるお、度々とはれて、うち腹だちて、やゝ、はなひたる時、かくまじなはねば死ぬるなりと申せば、やしなひ君のひえの山 ...
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方技部一|陰陽道上|雑呪
[p.0063] 徒然草文段抄 二 はなひたる時といふより、尼が答の詞也、是は乳母がたのならはしに、其児のはなひたる時、かたはらの人、はなお合すとて、又くさめと雲也、もしはなおあはせざれば、其はなひたる児に害ありといひならはせり、其故に、今も守刀などに、鼻の糸とて、青き糸おつけて、児のはなひたる時、 ...
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方技部十五|疾病一|恙
[p.1139] 万葉集 六雑歌 繋巻裳、湯湯石恐石、住吉乃、荒人神、船舳爾、牛吐賜、付賜将、島之埼前、依賜将、礒乃埼前、荒浪、風爾不令遇、( かけまくもゆゆしかしこしすみのえのあらひとかみのふなのへにうしはきたまひつきたまはむしまのさきさきよりたまはむいそのさきさきあらなみのかぜにあはせず) 草菅見、 ...
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人部八|生命|寿命
[p.0667] 明良洪範続篇 九 石田三成生捕と成て京都に於て誅せられし時、其途中にて湯お乞しに、折節其辺に無りしかば、警固せしもの、湯は隻今求め難し、咽乾かば援にあま干の柿お持合せたれば、此お喰れよと雲、三成聞て、夫は痰の毒なり、食すまじと雲に、聞く人大に笑ひて、隻今首おはねらるる人の、毒忌する ...
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人部十三|動作|超/軽捷
[p.0993] 平家物語 十一 のと殿さいごの事 新中納言とももりの卿、〈○中略〉判官〈○源義経〉お見しり給はねば、物のぐのよき武者おば、判官かとめおかけて飛でかゝる、〈○中略〉判官の舟にのりあたり、あはやとめおかけて飛でかゝる、判官かなはじとや思はれけん、長刀おば弓手のわきにかひはさみ、みかたの舟の ...
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人部十四|忠〈不忠併入〉|忠例
[p.1054] [p.1055] 雲萍雑志 二 江戸に諸崎某といふ人あり、予〈○柳沢淇園〉が母かたの縁にして、豪富の米問屋なりしが、ある年伊勢参宮のかへるさに、遠州佐夜の中山に休らひ、ところの名物飴の餅お食ひける時、〈○中略〉諸崎はあるじにむかひ、幼き児お負ひたる童は、いづこの家のものぞと問へば、この山かげ ...
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器用部十一|澡浴具二|手拭雑載
[p.0654] 諢話浮世風呂 三編上 〈えへん〉浮世風呂の風呂の中にて、女の数が五人六人七人ちかく居はべりて、〈○中略〉〈えへん〉しやべり侍りて、又後にはたがひに湯おあびみあびずみ、かけみかけずみ、〈○中略〉くるひはべりしが、その湯が〈えへん〉其湯がはね侍りければ、そこでかみさんはら立はべり、がつ点 ...
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