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天部三|雪|不時降雪
[p.0216] 閑窻自語 六月寒事 寛政五年六月二日、〈土用中〉北風ふきてひやヽかなる事、八九月のごとし、近来たえてきヽも及ばぬ事なり、三日ばかりにて風も吹きかはり、気候もなほりぬ、のちにきく、北国には雪ふりて、うすくもつもれり、越後には三寸ばかりありけりとなん、 ...
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天部三|雪|賞雪
[p.0220] [p.0221] 続世継 四小野の御幸 三君〈◯藤原教通女歓子〉は後冷泉院の女御にまいりて、きさきにたち給て、皇后宮と申き、のちに皇太后宮にあがりて、承保元年の秋、みぐしおろし給てき、猶きさきの位にて、ひえの山のふもと、おのといふさとにこもりいさせ給て、みやこのほかに、おこなひすまし給へりき ...
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器用部三十|駕籠|種類
[p.1017] [p.1018] [p.1019] 続視聴草 初集十 乗物目名 網代輿(○○○) 清華以下諸家中尋常に乗用あり、或は黄或は溜色にするなり、武家にては柳営の乗御そ外に、三家〈○尾張、紀伊、水戸、〉の如き公卿たりと雲へども乗用なし、但し法中にて堂上の猶子たる僧中は、乗用することお憚らざるなり、〈車に網代あり、依 ...
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歳時部十|年始祝二|親王門跡摂家公家衆参賀
[p.0719] [p.0720] [p.0721] [p.0722] 玉露叢 三十九 延宝三年分の参勤御暇の扣上 一同日〈◯正月十九日〉に、新正の御賀詞お、使者お以て述ぶる面々、 御太刀銀馬代、安藤内匠頭(伏見殿使者)、右同断、御香包、園式部卿(知門使者)、右同断、寺賀宮内卿(梶井御門主使者)、右同断、川村内蔵助(円満院御門主使者)、 ...
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植物部六|木五|柰
[p.0358] [p.0359] 揃注倭名類聚抄 九果蓏 原書下品載〓、無子字、本草和名同、千金翼方証類本草作柰、亦無子字、子字疑係源君所〓増、説文、柰柰果也、按陶注〓雲、有林檎相似而小、則知〓似林檎而大也、陳士良曰、大長者為〓、円物林檎、夏熟、李時珍曰、柰与林檎、一類二種也、樹実皆似林檎而大、玉篇柰〓同 ...
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地部十一|武蔵国上|名称
[p.0793] [p.0794] [p.0795] 武蔵志料 二 武蔵国号考 当国の名付し故、その義詳ならず、又物には見る所なし、〈〇中略〉さてその文字も、上古は定まれる事なく、古事記には牟邪志と書たるは仮名書也、その後元明天皇の御宇に、国郡郷村の名お改めて、能字二字に定められし時に、武蔵とは書改められし也、故に此 ...
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地部四十二|関|手形
[p.0636] [p.0637] [p.0638] [p.0638] [p.0639] 教令類纂 百二十一 享保六辛丑年閏七月 申渡覚近頃町方より、御関所女手形願候者、日々数多有之候、畢竟願人物入等も無之、末々軽き者迄も無紛者に候はヾ、相願候様にとの御事、最前被仰出候処、名主中之内、若心得違も有之、急に願出候得ば宜事故、吟味不致、諸 ...
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人部七|身体四|髪結
[p.0580] [p.0581] [p.0582] 一銭職由緒書 壱銭職由緒之事 一職分之儀者、文永年中、人皇八十八代之御帝亀山院の御宇、大内北面北小路左兵衛尉従五位下基晴卿、故ありて流浪し、子息三人是あり、嫡子大内蔵亮、次男兵庫介、三男采女介と申ける、渡世のため、大内蔵亮太物商ひ、兵庫介染物師、采女介儀は、父左兵 ...
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植物部八|木七|黄櫨
[p.0477] [p.0478] [p.0479] 薩藩経緯記 下 貴国〈◯薩摩〉は黄櫨(はじ)甚多く、蝋お搾て他国に輸すも亦極火し、熟按に、初め日本には紅葉櫨(もみぢはじ)のみ有て、蝋櫨(ろうはじ)は無かりしお、今お距こと百六十年許前、延宝元癸丑の年、当藩に異国人来て種子お与へ、桜島小(お)川の地に植させ、蝋お搾ることお ...
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地部三十八|橋上|浮橋
[p.0097] 空穂物語 祭の使 かヽるほどに、六月の比ほひにもなりぬ、大将はいけひろくふかく色々のうへきヽしにておひたり、水のうへにえださし入などしたるなかじまに、かたはしは水にのぞき、かたはしはしまにかけて、いかめしきつり殿つくられて、おかしきふねどもおろしうきはしわたし(○○○○○○○○○○○○○○○○○○)、 ...
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地部三十九|橋下|三河国/八橋
[p.0264] 富士歴覧記 十九日〈◯明応八年五月〉八はしお見に、人々さそひまかりてみ侍れば、きヽおよびしより、かたちもなくあれはてヽ、かきつばたなども、心うつくしくみえ侍らず、あはれなるこヽちしてよめる、 かつらぎの神はわたさぬ八はしもたえてかずなきくもでなりけり かぎりあれば思ひわたりしやつ橋お ...
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地部三十九|橋下|美濃国/洲脵川浮橋
[p.0325] 十六夜日記 すのまたとかやいふ河には舟おならべて、まさきのつなにやあらん、かけとヾめたるうきはしあり、いとあやうけれどわたる、此川つヽみのかたはいとふかくて、かた〳〵は浅ければ、 かたふちの深き心はありながら人目づヽみにさぞせかるらん かりの世のゆきヽとみるもはかなしや身おうき舟の ...
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地部四十一|津|伊勢国/阿濃津
[p.0529] 大神宮参詣記 康永元年十月十日あまりのころ、大神宮参詣のこヽろざしありて、伊勢のくに安濃津と申ところに著て侍りし程に、故郷にて聊見侍りし人のとヾめ申しかば、旅の心おもたすけむとて、両三日逗留し侍りぬ、この津は江めぐり浦はるかにして、ゆきヽの船人の月に漕こえ、旅泊の暁の枕にきこえて ...
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地部四十七|河〈滝附〉|遠江国/菊川
[p.1154] 古今著聞集 十三哀傷 承久のみだれによりて、中御門中納言宗行卿、関東へよびくだされけるに、菊河といふ所にて、うしなはるべきよしきヽて、遊女の家の柱に書付給ひける、 昔南陽県菊水汲下流而延齢、 今東海道菊川、於両岸而失命、 けふすぐる身おうきしまが原にきてついに命おまたさだめつる、さし ...
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動物部四|獣四|鼬鼠
[p.0252] 源平盛衰記 十三 鳥羽殿鼬沙汰事 五月〈○治承四年〉十二日の午刻に、赤く大なる鼬の何くより来り参たり共、御覧ぜざりけるに、御前に参り二三返走り廻り、大にきヽめきて法皇〈○後白河〉に向ひ参せて、踊上々々目影なんどして失にけり、大に浅間しく思召て、禽獣鳥類の恠おなす事、先縦多しといへど ...
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動物部十四|虫中|叩頭虫
[p.1094] 重修本草綱目啓蒙 二十八/化生虫 〓螽〈○中略〉 叩頭虫 ぬかづきむし〈和名抄〉 きこりむし(○○○○○)〈古歌、播州、雲州、石州、備後、防州、作州、〉 きヽりむし(○○○○○)〈大和本草○中略〉 かねたヽき(○○○○○)〈○中略〉 こめふみむし(○○○○○○)〈讃州高松〉 こめつきむし(○○○○○○)〈同上、香西阿州、○中略〉 ...
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動物部十八|魚下|うきヽ
[p.1529] 大和本草 十三/海魚 まんぼう(○○○○) 奥州の海にあり、形方なり、長六尺よこ三尺ばかり、大小あり、其肉潔白なり、油多く味よし、 うき木 奥州常州の海にあり、形状海鷂魚に似て大なり、方一二丈、漁人刀お以切て其肉と腸とおとる、動かず味よし、他州にはなし、然れども北海に雪魚(○○)あり、方一丈余、 ...
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方技部十一|医術二|外科治療
[p.0844] 続古事談 五諸道 医師采女正盛親がもとへ、十七八計なる女来て、 まへのあななし( ○○○○○○○) 、いかヾすべきと雲ければ、これおみて、ちからおよばずと雲ければ、なく〳〵かへりにけり、後に秀成と雲医師これおきヽて、その女およびて、針のかたなにて、かはお、さしきりたりければ、世のつねの人のやう ...
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方技部十四|薬方|採薬
[p.1107] 東遊記 下 薬品、此地〈○松前〉より出で、売買するもの、熊胆膃肭臍ばかり也、薬草多けれども、漁利におほはれて採製するものなし、予がきヽたるもの四五品おしるす、附子上品也、竹節人参あり、先年江戸より採薬に来られし医師、江差の島にて、三椏五葉のもの三四根お得て持帰りしといひ伝ふ、蝦夷人 ...
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飲食部十四|鮓|鯖鮓
[p.0958] 皇都午睡 初編中 鯖の鮓(○○○)京師にては、祇園会には、鯖の鮓お漬て客に出す、また鯖の鮓には塩加減第一也、加減は米壱升に塩四文目のわりに入れ、飯に焚て至極能加減なりしお、今にては塩目五文目入ても、水嗅くて加減あしヽ、諸人幸ひ好になりしか、又塩のきヽの薄く成りしかと雲に、是全く左にあら ...
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人部四|身体一|涙
[p.0369] 大和物語 下 はじめは何人のまうでたるならんときヽいたるに、わがうへおかく申つ主わがさうぞくなどおかくすきやうにするおみるに、心もきもヽなくかなしき事物ににず、はしりやいでなましと、千たび思ひけれど、思ひかへりいて、夜ひとよなきあかして、あしたにみれば、みのもなにも涙のかヽりたる所 ...
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歳時部一|歳時総載上|時|朝
[p.0081] 万葉集抄 五 世間乎(よのなかお)、何物爾将譬(なににたとへん)、旦開(あさぼらけ/あさびらき)榜(こぎ)去師(ゆく/こし)船之(ふねの)、跡無加如(あとなきがごと)、この歌の中の五文字、古点にはあさぼらけと点せり、此詞ふるくはあさひらけ(きい)といひけりとみえたり、〈◯中略〉あさひらきといへる、な ...
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歳時部十五|三月三日〈雛遊附〉|臣庶上巳
[p.1087] 続世継 四波の上の盃 三月〈◯寛治五年〉三日曲水宴といふことは、六条殿にて、この殿〈◯藤原師通〉せさせ給ときこえ侍き、から人のみぎはになみいて、あうむのさかづきうかべて、もヽの花の宴とてすることお、東三条にて、御堂のおとヾ〈◯藤原道長〉せさせ給き、そのふるきあとお尋させ給なるべし、こ ...
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植物部二十五|草十四|桔梗
[p.0683] 傭字例 附録 きちかうきちかうは桔梗なり、桔は玉篇に居屑切にて、漢音けつ、呉音けちなるお、いかできちとはするならむと思ふに、太田氏雲、桔音結、呉音きち、此は十七転質韻の吉に転ずるなり、故に田陳音同じく窒両転に出たり、といへり、梗は漢音きえい、呉音きやうにて、きやの切かなれば、やがて ...
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天部一|月〈月蝕併入〉|雑載
[p.0075] 筆のすさび 四 一月お見る説 友人橋本吉兵衛、名は祥、来り語る、人の月見るに、人によりて大小あり、おのれは径二三寸のまろき物と見しが、人によりて径六七尺にも見ゆるあり、六寸許に見ゆるは、尋常の人の目なり、されば所謂ぬか星などは、おのれが目には見えざるべしといふ、人々皆試みし事にや、 ...
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天部四|雷〈電併入〉|落雷
[p.0295] 続世継 四小野の御幸 きさき〈◯後冷泉后藤原歓子〉まだおはしましけるおり、ゆふだちのそら、物おそろしく、なる神おどろ〳〵しかりけるに、御経よみていさせ給へりけるお、かみおちて、御経なども、かみの所ばかりはやけて、もじはのこり、御身には露のこともおはしまさヾりける、いとたうとく、あさ ...
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人部八|生命|焼死
[p.0651] 検使心得帳 焼死見分 一死体お火中〈江〉入、焼死に紛申候而も、死体故焼けあしく、いきかよふ者お火中〈江〉入候而は、ろ鼻目より血しる出、くすぶり焼がたし、依之死無相違、 ...
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人部八|生命|落死
[p.0654] 徒然草 下 御随身秦重躬、北面の下野入道信願お、落馬の相ある人なり、能々つゝしみ給へといひけるお、いとまことしからず思ひけるに、信願馬よりおちて死にゝけり、 ...
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人部二十四|名誉|名誉品
[p.0318] [p.0319] 神田本太平記 三十二 京軍事 三月〈○正平八年〉十二日は仁木、細河、土岐、佐竹、武田、小笠原あひ集つて七千よき、七条西洞院へおしよせ、 手は、但馬たんごの敵と戦ひ一手は尾張修理大夫高経と戦ふ、此陣のよせて千よき、高経の五百よきに戦ひまけて、引のきぬとさわぎければ、将軍いそぎ使 ...
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動物部五|獣五|狸怪
[p.0389] [p.0390] [p.0391] 視聴草 三集七 古狸怪 竜吟ずれば雲お生じ、虎嘯ば風お起す、自然の妙なりと雲べからず、援に文政十一年三月中頃、雲峰の家に久敷仕ひし老婦有り、やちと雲り、されども歳七十余りになりければ、名お呼人もなく唯ばゞ〳〵と雲れけり、然るにばゞが親族皆絶て、引取養ふ者もなく、懸 ...
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飲食部十一|酒下|讃酒
[p.0777] [p.0778] [p.0779] 酒食論 造酒正長持申様酒のいみじき事はみな、むかしも今も事ふりぬ、さけおこのみてのむ人は、むかしは封戸もましましき、後の世までもかはらけに、ならんとちかひし人もあり、竹お愛せし楽天も、酒おのめとぞ詩につくる、別おおしみし詩の序にも、三百盃とぞすゝめける、桃李の花 ...
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地部三十八|橋上|唐橋
[p.0121] 枕草子 五 五月の〈◯中略〉ついたちより雨がちにてくもりくらす、つれ〴〵なるお、郭公の声尋ありかばやといふおきヽて、われも〳〵と出たつ、賀茂のおくになにがしとかや、七夕のわたるはしにはあらで(○○○○○○○○○○○○○)、にくき名ぞきこえし(○○○○○○○○○)、そのわたりになん日ごとになくと人のいへば、そ ...
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地部三十九|橋下|上野国/佐野舟橋
[p.0336] 蒲生氏郷紀行 天津正しき二十の年、前関白おほいまうちぎみ〈◯豊臣秀吉〉入唐したまひ侍らんとものしたまふに、日のもとの武士のこりなく御供しはべるに、陸奥よりも立侍りけるに、〈◯中略〉佐野の舟橋につきぬ、里人の出侍りしにて、たづねとひければ、此はしにて昔人お恋ける人の、むなしく成し有様 ...
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地部四十|渡|洲俣渡
[p.0472] うたヽねの記 道のほど、めとヾまる所々おほかれど、こヽはいづく〳〵とも、けぢかくとふべき人もなければ、いづくの野も山も、はる〴〵とゆくお、とまりもしらず、人のゆくにまかせて、ゆめぢおたどるやうにて、日数ふるまヽに、さすがならはぬひなのながぢに、おとろへはつる身もわれかのこヽちのみ ...
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地部四十一|津|引津
[p.0548] [p.0549] 万葉集 十五古挽歌 引津亭舶泊之作歌七首〈◯五首略〉 久左麻久良(くさまくら)、多婢乎久流之美(たびおくるしみ)、故非乎礼婆(こひおれば)、可也能山辺爾(かやのやまべに)、草乎思香奈久毛(さおしかなくも)、於吉都奈美(おきつなみ)、多可久多都日爾(たかくたつひに)、安弊利伎等(あへりきと) ...
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地部四十五|野〈原附〉|武蔵国/武蔵野
[p.0941] [p.0942] 都のつと ひたちの国へ帰り侍りしに、むさしのヽはてなき道に行くれて、その夜は道づれの僧などあまたありしも、みなかりそめの草の枕おむすびて、とヾまり侍りしほどに、此野はむかしもぬす人ありてこそ、けふはなやきそともよまれけるときヽおきしかど、さまでやはとおもひしに、苔の衣おさ ...
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地部四十七|河〈滝附〉|名河
[p.1146] 枕草子 三 川は あすか川、ふち瀬さだめなく、はかなからむといとあはれなり、おほい川、いづみ川、みなせ川、みヽと川、又なに事お、さしもさかしくきヽけんとおかし、おとなし川、おもはずなる名とおかしきなり、ほそたに川、たまほし川、ぬき川、さはだ川、さいばらなどのおもひはするなるべし、な ...
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地部四十七|河〈滝附〉|隅田川
[p.1172] 伊勢物語 上 なおゆき〳〵て、むさしの国としもつふさの国とふたつがなかに、いとおほきなる河あり、その河の名おばすみだ川(○○○○)となんいひける、〈◯中略〉しろき鳥のはしとあしのあかきが、しぎのおほきさなる、水のうへにあそびつヽいおヽくふ、京には見えぬとりなれば、みな人みしらず、わたしも ...
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地部四十七|附滝|岩代国/竜崎滝
[p.1213] [p.1214] 東山志 上 中畑新田 矢吹まで十八町〈◯中略〉竜崎村飛泉 此駅より左へ五里余にして竜崎村に至る、路の程山道にして屈曲難所なり、此飛泉大熊川の岸上にあり、爆布の如くならず、また簾の如くならず、大熊川水中の石壁なり、水の広さ五十丈余、径り二百丈余の大飛泉なり、石壁の高き処、或は卑 ...
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動物部十八|魚下|うきヽ
[p.1529] 本朝食鑑 九/江海無鱗 槎魚〈訓宇岐岐〉 釈名〈此魚無名字、故拠俚語製字、槎者浮木也、〉 集解、常奥海浜採之、状類海鰩、大者方一二丈、小者五六寸、無鱗色白、性愚不知死、漁人遇江上則懸長鉤而留、使魚不能動躍、用小刀割魚背取白腸而帰、其腸長丈余、呼号百尋(○○)、其肉味亦不惡、小者海俗食之称 ...
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人部一|人総載|老男
[p.0093] 栄花物語 十七/音楽 御堂〈○法成寺〉供養治安二〈○二原作三、拠一本改、〉年七月十四日と、さだめさせ給へれば、よろづおしづ心なうよるおひるにおぼもめしいとなませ給、池ほる翁の、あやしきかげのうつれるおみて、 くもりなきかヾみとみがく池のおもにうつれるかげのはづかしきかな、といふおきヽて ...
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人部四|身体一|耳
[p.0335] 枕草子 九 大蔵卿〈○藤原正光〉ばかりみヽとき人なし、誠に蚊の睫のおつれるほども聞付給ひつべくこそ有しか、職の御さうしの西おもてに住し比、大殿の四位少将と物いふに、そばにある人、此少将に扇のえの事いへとさヾめけば、今彼君だち給ひなんにおと、みそかにいひいるヽお、其人だにえきヽつけで ...
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人部四|身体一|耵
[p.0339] 骨董集 上編上 耳の垢取 江戸鹿子〈貞享四年板〉 耳垢取、神田紺屋町三丁目長官とあり、おなじ比京にもあり、京羽二重〈貞享二年板〉耳垢取、唐人越九兵衛とあり、初音草噺大鑑〈元禄十一年板〉巻之五に、京と江戸ゆきヽすぐなる通町辻々おみれば、あるひは歯ぬき、耳の療治雲々、老人養草〈正徳六年板 ...
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人部七|身体四|䭮
[p.0518] 源氏物語 二/帚木 心ふかしやなどほめられて、あはれすヽみぬれば、やがてあまになりぬかし、思ひたつほどは、いと心すめる様にて、世にかへり見すべくもおもへらず、いであなかなし、かくはたおぼしたりにけるよなどやうにあひしれるひときとぶらひ、ひたすらにうしとも思ひはなれぬおとこきヽつけて ...
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人部七|身体四|髪雑載
[p.0600] 幽遠随筆 下 今世に、こと男したる女おとらへて髪切(○○○○○○○○)事あり、さる事もいにしへより有けることにこそ、新続古今に、 あひしれりける女の、おとこに髪切られぬときヽて、つかはしける、大蔵卿胤材 ちはやぶるかみもなしとかいふなるおゆふ計だに残らずや君、とあり、えぞが島といふ所には、女の ...
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人部二十七|関して、規定する所なし、徳川幕府の時に至り、復讐せんとする者は、予め...
[p.0517] [p.0518] 参考太平記 一 資朝俊基被捕下向関東附御告文事 又〈○島津家、今川家、金勝院本、〉雲、元徳二年四月朔日の事ぞかし、中原章房清水寺に参詣して下向せしに、西の大門にて八幡お伏拝ける時、折節小雨打灑けるに、蓑笠にはヾきしたる者一人、後お過ると見へし、此旅人太刀お抜、あやまたず章房 ...
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歳時部十四|卯杖〈卯槌併入〉|名称
[p.0959] 栄花物語 十一莟花 うへ〈◯三条〉いづらは若宮〈◯三条皇女禎子〉はととはせ給へば、命婦のめのといだきたてまつりてまいる、〈◯中略〉あなうつくしとみたてまつらせ給て、いだきとりたてまつらせ給て、もちいかヾみみせたてまつらせたまふとて、きヽにくきまで、いのりいはひつヾけさせ給ことヾもお、 ...
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植物部五|木四|楮/構
[p.0224] 倭訓栞 前編六加 かち〈◯中略〉 新撰字鏡に、穀また楮おかぢと訓ぜり、日本紀に擬もよめり、七夕に歌かくは、此木の葉也、後拾遺集に、 天河とわたる舟のかぢの葉におもふ事おも書つくるかな、神世に穀お種て木綿お造り、天棚機姫神に神衣お織しめさせられたる事、旧事紀に見えたり、織女の故事おもて ...
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植物部十四|草三|荻
[p.0912] [p.0913] 重修本草綱目啓蒙 十/湿草 蘆荻 おぎ(○○)、おぎよし(○○○○)とも雲ふ、古歌にはふみみぐさ、やましたぐさ、かぜきヽぐさ、とはれぐさ、ねからぐさ、のもりぐさ、めざましぐさ、つゆやぐさ、ねさめぐさ、かぜもちぐさと雲、水辺に生ず、陸地に移して繁殖しやすし、大抵菅茅(かや)に似て長大なり ...
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天部二|星〈天河併入〉|五星|太白星
[p.0108] 神楽歌 明星 吉々利々 きヽりヽ、せんざいいやう、びやくしゆとう、ちやうせつしんてう、しやう〴〵げや、あかぼしは、みやうじやうは、くはやこヽなりや、なにしかも、こよひの月の、たヾこヽにますや、たヾこヽに、たヾこヽにますや、びやくしゆんと、ちやうせつ、しんてう、しやう〴〵げや、あかぼ ...
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天部三|雨|夕立
[p.0187] 源氏物語 七紅葉賀 ゆふだちしてなごり凉しき宵のまぎれに、うんめいでんのわたりおたヽずみありきたまへば、此内侍びはおいとおかしうひきいたり、〈◯中略〉ひきやみていといたくおもひみだれたるけはひなり、君あづまやお忍びやかにうたひて、より居給へるに、おしひらいてきませとうちそへたるも、 ...
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天部三|雪|以雪作雑物形
[p.0224] 続近世奇人伝 五 僧恵南 恵南名忍鎧、号空華子、平安の人也、聞香に長じ一時に鳴、連理焼合五味七国おきヽしるのみならず、凡物の臭気おきくこと常ならず、或雪の朝、雪もてさま〴〵の物の象お作りて、童の持来りしお見て、此兎は某の家のあたりの雪かととふ、童どもしかりとこたふ、其作りたる人は某 ...
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地部十六|美濃国|道路
[p.1235] [p.1236] [p.1237] 日本実測録 三街道 従東京中山道至草津〈〇中略〉 美濃国恵那郡落合宿 三十一町二十六間 中津川宿 一里三十一町七間 大井宿、三十五度二十七分半、〈至岩村中町三里二十五丁一十八間半〉 三里九町五十六間 土岐郡大湫宿、三十五度二十六分半、 一里二十五町五十一間 細久手宿、三十 ...
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方技部十五|疾病一|鵝口瘡
[p.1172] 蒹葭堂雑録 三 小児鵝口瘡おわづらひ、乳お飲かぬる時は、死に及ぶこと少からず、是には天南星お末にし、粘にねりて紙にのばし、足のうらの土ふまずに張べし、二時或は三時ばかりして乳お吸ふなり、 ...
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人部八|生命|死
[p.0645] 古今著聞集 十五/宿執 京極大相国〈○藤原宗輔〉つねにの給けるは死去(○○)は人のおはり也、ついとしてのがれざる理り也、死においてはくゆべからず、たゞし一事忍びがたき事有、死して後ながく、笛おとるべからざる事おとぞ侍りける、 ...
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人部十二|諺〈謎〓〉|人事
[p.0891] 土佐日記 四日〈○承平六年二月〉おんなこのためには、おやおさなくなりぬべし、玉ならずもありけんおと、人いはんや、されども死にし子(○○○○)、かほよかりき(○○○○○○)といふやうもあり、 ...
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器用部二十二|行旅具上|以形状為名
[p.0407] 陰徳太平記 六十九 肥前国有馬合戦並島津竜造寺合戦附隆信最後之事 或書曰、〈○中略〉鑑種〈○田尻〉兜鍪おば不著、其比西国に流行(はやる)花笠(○○)お冠られしに、笠の上より矢二筋被射て死にけり、 ...
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遊戯部二|囲碁〈綴五 格五併入 乱碁附〉|手法
[p.0059] 塩尻 三十九 いつの年なりけん、本因坊、死に臨みて口吟せし歌とて人見す、自家の業に合せて、いと面白し、 碁ならばやかうにもたてゝ生べきお死ぬる道には手一つもなし ...
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遊戯部三|将棊|雑載
[p.0164] 太平記 七 千剣破城軍事 城の逆木一重引破て、切岸の下迄ぞ攻たりける、〈○中略〉此時城の中より、切岸の上に横へて置たる大木十計、切て落し懸たりける間、将棊倒おする如く、寄手四五百人、圧に被討て死にけり、 ...
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動物部七|獣七|虎
[p.0444] [p.0445] 今昔物語 二十九 鎮西人渡新羅値虎語第卅一今昔、鎮西 の国 の郡に住ける人、商せむが為に、船一つに数の人乗て新羅に渡りけり、商し畢て返けるに、新羅の山の根に副て漕行ける程に、船に水など汲入れむとて、水の流れ出たる所にて船お留めて、人お下して水お汲する程に、船に乗たる者一人、 ...
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人部二十|倹約〈吝嗇 併入〉|倹約例
[p.0066] [p.0067] 雨窻閑話 織田信長公吝嗇〈並〉印陣打の事 其の人曰く、〈○中略〉昔神君御代に、駿河にて二三年の間、御倹約の事有りて、本多佐渡守正信命お蒙りて奉行しける、其年の門松、例より大にして、又正月三日御謡初の節、門ごとに灯す蠟燭、例年より格別又大なり、神君正信お召して、かねて倹約の義 ...
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歳時部二十|豊凶|因大風年凶
[p.1461] 寛天見聞記 事の序に、先一年の飢饉の事お説かん、天保七年八月、諸国大風雨にて、其年五殻不熟にして、天下大飢饉とぞきこえける、されば諸色の価次第に上りて、同八年には御蔵前の相場は、百俵に百五十両ほど、銭百文に白米四合より弐合五勺迄に至りしかば、下賤の者難儀いふばかりなし、火附盗賊多 ...
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地部三十八|橋上|呉橋
[p.0120] 菅笠日記 上 むかひはすなはち初瀬の里なれば、人やどす家に立入て、物くひなどしてやすむ、〈◯中略〉さて御堂にまいらんとていでたつ、まづ門お入てくれはしおのぼらんとする所に、たがことかはしらねど、だうみやうの塔とて、右の方にあり、〈◯中略〉かくて御堂にまいりつきたるに、〈◯中略〉巳の時 ...
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地部三十九|橋下|長柄橋
[p.0242] 宇治拾遺物語 三 いまはむかし、伯〈◯康資王〉のはヽ仏くやうしけり、永縁僧正おしやうじて、さま〴〵の物どとおたてまつる中に、むらさきのうすやうにつヽみたる物あり、あけてみれば、 くちにけるながらのはしのはしばしら法のためにもわたしつるかな、ながらのはしのきれなりけり、又の日またつとめ ...
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地部四十|渡|渡守
[p.0383] 古今和歌集 九羈旅 むさしの国としもつふさのくにとの中にある、角田川のほとりにいたりて、都のいと恋しうおぼえければ、しばし川のほとりにおりいて思ひやれば、かぎりなくとおくもきにけるかなと、思わびてながめおるに、わたしもりはや船にのれ、日くれぬといひければ、舟にのりてわたらんとするに ...
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地部四十五|野〈原附〉|名野
[p.0929] [p.0930] 奥義抄 上の下 出万葉集所名 普通名所不注 野 かすがのおの しめじの しめのヽ くだらの よこの〈むらさきのねはふ〉 すぎの野 おほの かくれの あたのおほの はな野 とおざとおの〈すみよしの〉 いるの あしきの しきのヽ なみしばのヽ やたのヽ わさみの いなび野 かりはのおの おほあらき ...
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飲食部一|飲食総載|地火爈次
[p.0053] 続古事談 一王道后宮 一条院御時、台盤所にて地火爈ついでと雲事ありけり、左大臣、〈○藤原道長〉伝大納言〈○藤原道綱〉なむどつかうまつられけり、大納言は銀にて土鍋おつくりて、ひさごおたてヽ、いもがゆおいれたりけり、中の渡殿に上達部候て、清凉殿の広庇に、庖丁の人々高雅明順など候けり、供御 ...
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人部一|人総載|老
[p.0085] 徒然草 下 年老たる人も、一事にすぐれたる才の有て、この人ののちには誰にかとはんなどいはるヽは、老のかたうどにて、いけるもいたづらならず、さはあれど、それもすたれたる所のなきは、一生此事にてくれにけりとつたなく見ゆ、今にわすれにけりといひて有なん、大方はしりたりとも、すヾろにいひち ...
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人部四|身体一|涙
[p.0369] [p.0370] 続古事談 二/臣節 道方の民部卿頭左中弁とて、位階の上藺にてありけるに、おの〳〵望み申けるに、道方なるべしときヽて、説孝わきの陣の床子の座にて、南に向て念じ入たりけるに、夢のごとく春日山おみて頼もしく思て、道方に雲やう、いかでか我おこえ給べきとて、涙おのごひたりければ、血の ...
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人部十一|言語|諷言
[p.0855] 鳩巣小説 中 一井上新左衛門は名誉の口きヽにて候、元右筆にて、後に御勘定頭に成申なれ候、或時初鱈お何方よりか献じ申候、名人松平伊豆守殿見届被申処、塵付有之候、伊豆守どの役人お以て殊の外叱り申され、不念至極の義に候、是お御前へ出し候て、よきものかとて、叱り申され候へば、新左衛門傍に居 ...
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人部二十一|果断|果断例
[p.0136] 続古事談 一/王道后宮 後三条院は、春宮にて廿五年までおはしまして、心しづかに、御学問ありて、和漢の才智おきはめさせ給ふのみにあらず、天下の政およく〳〵きヽおかせ給ひて、御即位の後なま〴〵の善政おおこなはれけるなかに、諸国の重任の功と雲事、長く停止せられけ理時、興福寺の南円堂おつく ...
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人部二十三|諫|雑載
[p.0284] 守国公御伝記 四 世子〈○松平定信子定永〉年十七の頃、質問し玉ひし時、筆とりて答へ玉ふ、心のひろくなるべき事お問はせ玉ひぬ、すべて人主の貴ぶ所は、諫に従ふの一つ也、過ちなきお貴とせず、過おあらたむるおたふとしとす、朝夕言行あやまちあらば諫なん、いさめなば水のひきヽに流るヽ如く、たヾ ...
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器用部二十二|行旅具上|以製作為名
[p.0401] 我衣 真鍮鋲お打、慶長前より経木お以て作る、上紙お澀張にして、ために塗て、上方より下る、僧の笠也、道心者は不許冠事、〈○図略〉 元文元年より経木笠お杉形に作る、平人の冠りものとす、澀張塗止め、両面にしてきれいなり、ためぬり、黒、青しつ、或黄あり、上方より来る、同時に上方より網代の杉 ...
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歳時部十二|年始祝四|禁忌
[p.0852] 山之井 春 雪などふる朝は、さほ姫のねりかづきとも、年徳の白木綿花ともいひたつ、松の内に降雨はおさがりといひならはせり、あめのしたのこぼれ幸など、めでたくいひなす、 おさがりはあまのさかほこの雫哉 了三、〈◯中略〉都て正月は、世のつねにかはる事のみぞおほき、鼠およめがきみとよび、なま ...
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歳時部十四|内宴|中興
[p.1045] 続世継 三内宴 かくてとしもかはりぬれば、〈◯中略〉廿日〈◯保元三年正月〉ないえんおこなはせ給、もヽとせあまりたえたる事お、おこなはせ給、よにめでたし、題は春生聖化中とかやぞきヽ侍し、関白殿など、かんたちめ七人、詩つくりてまいり給へる、あおいろのころも、春の御あそびにあひて、めづらか ...
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植物部十|木九|寄生
[p.0669] 源氏物語 四十九寄生 木がらしのたへがたきまで吹とおしたるに、残る木ずえもなくちりしきたるもみぢお、ふみ分けるあとも見えぬおみわたして、とみにもえいで給はず、いと気色ある深山木に、やどりたるつたの色ぞまだのこりたる、こだに(○○○)などすこしひきとらせ給て、宮へとおぼしくてもたせ給、 や ...
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植物部二十四|草十三|瓜雑載
[p.0625] 小大君集 ちいさきうりのきなるお、おなじ色のかみにつヽみて、あさみつの少将のがりやるお、きヽたがへて、よりひらにとらせたれば、雲のたつうりふの里のおみなべしくちなし色はくひぞわづらふこヽろときめきして、いひたりしかひなければ、かへしもせで、とりかへして、はじめの人のがりやるとて、 ...
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帝王部十|譲位下〈受禅併入廃帝附〉|疾病譲位
[p.0543] 栄花物語 一月宴 御ものヽけ、いとおどろ〳〵しうおはしませば、さるべき殿上人とのばら、たゆまずよるひるさぶらひ給、いとけおそろしくおはしますに、けふおりさせ給ふ、あすおりさせ給ふとのみ、きヽにくヽ申思へるに、みかどヽいふものは一たびはのどかに、一たびはとくおりさせ給ふといふことも、 ...
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帝王部十三|御幸|遊覧御幸
[p.0740] [p.0741] 続世継 二白河の花宴 保安五年〈◯天治元年〉にや侍けむ、きさらぎにうるふ月侍し年、白河の花御らんぜさせ給とて(○○○○○○○○○○○○○)みゆきせさせ給しこそ、世にたぐひなきことには侍りしか、法皇〈◯白河〉も、院〈◯鳥羽〉も、ひとつ御車にたてまつりて、御随身にしきぬひもの色々にたちかさねた ...
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地部五十|地震|震害/壊屋
[p.1396] 武江年表 九 安政元年十一月三日辰半刻、地震、〈市中の者は大路へかけ出す、翌五日深夜まで数度震ふ、小川町諸侯のやしきには厩潰れ、其外土蔵の壁等所々に破損多く、長屋潰れて即死に及けるもありし由なり、同刻伊豆国甚しく震ひ、東海道筋これに亜りと雲ふ、〉 ...
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動物部二|獣二|馬事蹟
[p.0143] 古今著聞集 二十/魚虫禽獣 永延元年五月九日、右近の馬場にて競馬五番ありけるに、三番左府生下野公里、穂坂七葦毛に乗たりけり、右近衛三宅忠正、同九鴾毛に乗たりけるに、左五尺勝にけり、鴾毛次日の朝やまひもなきに、目に涙おうかべてやがて死にけり、獣なれども負たる事お思ひいれたりけるにや、 ...
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方技部三|陰陽道下|方忌
[p.0189] [p.0190] 今昔物語 二十 下毛野敦行従我門出死人語第四十四今昔、右近将監下毛野敦行と雲ふ近衛舎人有り、〈○中略〉漸く年積て老に臨る時に、法師に成て、西の京の家に住む間、家の隣に有ける人、俄に死にたりければ、此敦行入道此お訪はむが為に、彼の家の門に行て、其の死人の子に値て、祖の死の間の ...
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方技部十六|疾病二|瘡瘍
[p.1224] 太平記 一 資朝俊基関東下向事附御告文事 相摸入道何か苦しかるべきとて、斎藤太郎左衛門利行に、読進せさせられけるに、叡心不偽処、任天照覧、被遊たる処お読ける時に、利行俄に眩衄たりければ、読はてずして退出す、其日より 喉下に悪瘡出て( ○○○○○○○) 、七日の中に血お吐て死にけり、 ...
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人部四|身体一|末額/眉間
[p.0330] 太平記 十七 山門攻事附日吉神託事 相馬四郎左衛門、五人張二十四束三臥の、金〓頭くつ巻お残さず引つめて、弦音高く切て放つ、手答とすがい拍子に聞へて、甲の真向より眉間の脳お砕て、鉢著の板の横縫きれて、矢じりの見る計に射籠たりければ、あつと雲声と共に倒れて、矢庭に二人死にけり、 ...
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人部八|生命|圧死
[p.0654] 太平記 七 千剣破城軍事 彼手の兵五千余人思切て、討共射其用ず、乗越乗越、城の逆木一重引破て、切岸の下迄ぞ攻たりける、〈○中略〉此時城の中より切岸の上に横へて置たる大木十計切て落し懸たりける間、将棊倒おする如く、寄手四五百人、圧に被討て死にけり ...
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人部九|性情上|怒
[p.0742] 今昔物語 十九 薬師寺舞人玉手公近値盗人存命語第卅六 今昔、薬師寺に有し舞人右兵衛尉玉手公近は、舞人として、年来公けに仕て、〈○中略〉年九十に成まで、念仏お申して死にける時の作法、現に極楽に参ぬと見へけり、一生の間腹立つと雲事無し、極て貴かりし者也、 ...
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人部十五|貞|貞例
[p.1135] [p.1136] 壼の石文 九/貞女烈女の判 今の世 ときわぎ物がたり 延宝年中の比とかや、武蔵の国とねづと雲ふところに住ける小沢氏といふ人、松といふむすめおもてり、かたちすぐれ心おとなしかりけるお、十七のとし、おなじあたりの野口氏と雲人にめあはす、女心いとうつくしかりければ、夫につかへてうや ...
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器用部二十九|輿|塵取
[p.0960] 太平記 二十九 師直以下被誅事附仁義血気勇者事 河津左衛門は、小清水の合戦に痛手お負たりける間、馬には乗得ずして、塵取にかヽれて、遥の跡に来けるが、執事〈○師直〉こそ已に討れさせ給つれと、人の雲お聞て、あとる辻堂の有けるに、輿舁居させ、腹掻切て死にけり、 ...
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姓名部四|苗字称号 〓|以由縁為苗字
[p.0325] 源平盛衰記 三十三 大神宮勅使附緒方三郎責平家事 惟義には兄弟三人有けるが、次郎は死にぬ、太郎名生三郎、尾形と雲二人が中に、此三郎は蛇の子の末お継べき験にやありけん、後に身に蛇の尾の形と鱗の有ければ、尾形〈の〉三郎と雲、 ...
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封禄部十|雑俸|救金
[p.0506] [p.0507] [p.0508] 享保集成糸綸録 三十 元禄十二卯年閏九月 覚 一百日余は長病 一百日より内は当病 一当病忌中之分は、同役頭々支配々々より可被申達候、 一長病は快気之節可被伺之候、 以上 覚 拝領之御金、御蔵に而被請取筈に候、荻原近江守、〈並〉諸星伝左衛門、両人方〈江〉諸事可被承合候、御金 ...
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飲食部八|餅〈団子 餡 併入〉|餡
[p.0584] [p.0585] 和漢三才図会 百五造醸 粢餡(あん)〈音陥〉 餡餅中肉餡〈俗雲阿牟〉按、餅有数種粟餅、黍餅、蜀黍餅等雑穀与糯合并、蒸而搗者也、或包肉於中蒸之此名餡、今唯以赤小豆煮熟擂之去皮和沙糖者曰餡、 ...
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植物部十三|草二|粟栽培
[p.0870] 続日本紀 七/元正 霊亀元年十月乙卯、詔曰、〈◯中略〉宜令佰姓兼種麦禾、男夫一人二段、凡粟之為物、支久不敗、於諸穀中、最是精好、宜以此状遍告天下、尽力耕種、莫〓失時候、自余雑穀、任力課之、若有百姓輸粟転稲者、聴之、 ...
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地部十|甲斐国|名所
[p.0739] [p.0740] 甲斐名勝志 一 甲斐八景〈享保年中、柳沢侯依奏聞勅許、〉 夢山春曙 中院大納言通躬卿 きのふまでめなれし雪は夢山のゆめとぞ霞む春のあけぼの 竜華秋月〈竜華山永慶寺、享保年中、柳沢侯所建立也、在山梨郡若窪村、今廃、〉 武者小路参議実陰卿 名にしおはヾ峯なる秋の月やしる其暁の花のひ ...
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地部三十九|橋下|遠江国/浜名橋
[p.0272] 東海道名所図会 三 浜名橋 今廃す、橋本村はむかしの浜名の橋本也、又橋向ひに小松茶屋といふあり、これも廃す、橋跡は今才に橋爪の石垣など残る、〈◯中略〉浜名の橋の絶たる事は、いつのとしといふ事さだかにしる人なし、むかしより度々の波涛に松原お打崩したるゆへ、橋もおのづから損はれ落たり、有 ...
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地部四十|渡|種類/歩渡
[p.0356] [p.0357] 伊勢物語 下 昔男ありけり、その男伊勢の国に、かりのつかひにいきけるに、かの伊勢の斎宮なりける人のおや、つねの使よりは、此人よくいたはれといひやれりければ、親の事なりければ、いと念比にいたはりけり、〈◯中略〉国のかみいつきの宮のかみかけたる、かりのつかひ有ときヽて、夜ひとよ ...
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地部四十|渡|天竜川渡
[p.0437] 西行物語 中 すでにあづまのかたへ下るに、日数つもれば、遠江国天中のわたりといふ処にて、武士の乗たりける舟に便船おしたりけるほどに、人おほくのりて舟あやうかりけん、あの法師おりよおりよといひけれ共、わたりのならひとおもひて、きヽ入ぬさまにてありけるに、なさけなくむちおもつて西行おう ...
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地部四十|渡|隅田渡
[p.0455] 伊勢物語 上 むかし男有けり、その男、身おえうなき物に思ひなして、京にはあらじ、あづまの方に、すむべき国もとめにとて行けり、もとより友とする人、ひとりふたりしていきけり、〈◯中略〉ゆきゆきて、むさしの国と、しもつふさの国とのなかに、いとおほきなる河あり、それおすみだ川といふ、その川 ...
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地部四十四|山下|駿河国/富士山
[p.0783] 老の長咄 三国に秀し富士の御山、拝せん事おとて、能登の七尾の俳士笑雅といへる老人、夏比行脚なして、不二の根かたにいたる、其地のものども登山おすヽむれども、さらにきヽいれずして、たヾ富士の根方お、十余日の日数おへつくしてめぐりおほせ、またその地へ来たりていへるには、あら尊とや有がた ...
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地部四十四|附森|名称
[p.0915] 新野問答 杜 杜字如被示候、森の字之意に用申候、万葉集に社字お森と用ひ候は、左様に読来候、但万葉は上古之物に候故、其訓断絶候て、延喜中知る人なく候か、天暦に至て、源順押て訓お加へ候、爾来古点新点さま〴〵候へども、畢竟は先づ無理読に候、因茲彼集は証拠に成候事も候、又うたがはしき事も候 ...
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地部四十六|温泉〈塩湯併入〉|浴効
[p.1117] [p.1118] [p.1119] 熱海温泉図彙 温泉主治 熱海の温泉は、関東第一の名湯なれど、半ば遊山の地とのみ聞て、其功能お詳にせざる人多ければ、其功験おこヽに記す、 中風にて手足しびれて、歩行心にまかせざるに妙也、眼病、かすみ目、たヾれ目の類は、七日入湯して目おあらへば治する事妙也、 腰の痛 脚 ...
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